日本ヘラブナクラブ

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2020年4月 5日

行ってきました、12耐!

巨べら釣り3日間研修コース報告

IMG_0525◎令和2年3月27~29日/室生ダム(奈良県)

◎リポート:鈴木 誠

 

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昨年に引き続き、行ってきました春の室生ダム。

12時間耐久巨べらトーナメントに参加しました。

1日目は講習(試釣)、2日目は試験(大会本番)、3日目は補習(笑)の3日間研修コース。

出発予定日の前夜、都知事からの週末外出自粛要請が発表されました。

不要不急の外出は避ける! たかが趣味、されど趣味、一年越しの思いを考えれば決して不要ではありません。

ただ、感染者数が数日前から急増中。 感染者数全国一の地域から、感染者数が少ない奈良県に行って良いものなのか。一度は「断念します」とFB上で宣言をしたのですが、「感染させない、もらわない行動」を心がけ、室生へ向けて出発の準備を始めました。

まずは、今季初めてのマスク着用。デイリーの生活では、自転車通勤で職場環境も他人と密になることが皆無だったので、希少なマスクの使用は控えていました。

でも、今回はそうはいきません。マスクの他に消毒アルコールを携帯。幸い自宅に機械類の洗浄用無水アルコールがあったので、消毒用に使用するために精製水で少し希釈し、携帯スプレーに充填しました。車の乗降前など、気が付いたら消毒するように努めました。

食料等の現地調達も避けました。ただし、前夜の都知事の発表で売り切れ続出、目当てのものがありません。

自粛要請が半日遅くなった神奈川県ならあるかと思ったら、品物はあれどレジには超々長蛇の列。イライラしている人々で店は熱気でムンムン。会計を済ませるのに何十分もかかりそうなので危険を感じて店をあとにしました。

スーパーやコンビニを5軒ほど回って必要な物を揃え、三日間の自宅(マイカー)ごと室生へ向けて出発しました。

 

■ 第1日目(講習)3/27

大ちゃんこと平崎さんが夜勤明けなので、鮒屋はまだ閉まっていました。

「直接グラウンド下へ来い」と親愛なる教官MMさんの指示に従いグラウンド下へ直行。てっきり来ているものと思っていたら誰もいません。メッセンジャーも反応なし。

で、まずは釣り場を視察。良さげです! 去年とは違う!

しばらくしてからMM教官から電話が入る。

「仕事行ってから昼ごろ行くわ。釣れるから適当に」とのこと。

適当にと言われても困ってしまう。

「竿は7尺、タナは60~70㎝や」

「宙ですか?」

「そうや。エサはマッシュで」

「マッシュといわれても、どんなブレンド?」

「もじりも入れて適当に」

多くは語らない教官。マッシュダンゴはビギナーの私。なんせ、マッシュダンゴでの釣りは今回で8日目ですが、まともに喰わせたのは2枚だけ。とにかく場数を踏むしかありません。

前々回の大会時のデータを参照。教官の釣り方に「もじり配合」のブレンドのものがあったので迷わずそれに決定しました。

今回の目標は室生で初の40上です。

穂先の下あたりを余裕で尺半を超える巨ベラが体を合わせながら何組も通過して、左奥でハタいています。

ペアになってないデカいヘラも常に周辺をうろついています。

打ち始めてすぐにサワリが出ました。

その後、カラツン、引っかき、スレバラシが合わせて数回。

喰いアタリを見極めるので、いろいろなアタリを試してみました。

1時間ほど経ったころに教官から電話が入る。

状況を説明すると、やはり良い時合であるとのこと。いくつかレクチャーを受けて継続。

しばらくすると、大ちゃんが登場。久々の再会で歓談を楽しみながらレクチャーを受けました。

お二人のレクチャーから考えた結果、エサの持ちが今イチだったのようです。自分なりに調整しながら継続。

そして、大ちゃんが奥の様子を見に行った直後、「これだ!」というアタリに手が反応しました。

今期の一枚目は念願の40上。431を獲りました!IMG_0462

大ちゃんがいる時に来るなんて、ドラマチックです。

その後、40上のマブが3枚^^;

でも、サワリからアタリまでが一定のテンポとなってきたました。これは収穫?

昼にかけては徐々にヘラが通過する頻度が少なくなってきました。

お昼ごろ、やっと教官が登場。弁当を買ってきてくれ、駐車場で野天のランチをご馳走になりながら、クラシック以来の再会を楽しみしばし歓談。

15:00ごろ、魚影が目に入る頻度が再び上がってくるとともに、ウキが動きだしました。

そして、室生ダムのプリンス、アッチャンが登場。昨年の河口湖以来の再会です。

歓談しながら、目線はウキ。すると、鋭いアタリに手も動き、ガツンという手応え。

あきらかに先ほどのやつより大きいやつをゲット。

奥に検寸台を用意して、いざ検寸。・・・1mm足りない^^; 尺半と言えない449!

台に置くと明らかに縮むので、水に戻して再検寸すれば「室生初の尺半!」となったかもしれませんが、自称"脚本家?"の私の脳裏に筋書きが芽生えました。

「本番の12耐で尺半以上を釣って優勝する!」IMG_0470

だから今日は尺半を釣ってはいけないと・・・。(笑)

そして、40前後のマブを追加し、あがり鮒で初日の講習を大満足、大収穫で完了しました。

しかし、この後大変なことに・・・。

449の検寸写真が取れていない!

大事な新調した変更レンズを紛失している!

この時点ではまだ気づいていませんでした。

そして、この日は各所で好釣果が上がっていました。私の魚とはレベルが違う50上足らずを上げた方が4~5人。尺半では優勝に絡めないことが判明。翌日の本番はかなりレベルの高い争いとなると皆の予想は一致していました。

「グラウンド下はもう下火」との意見も強かったのですが、多くの人が入らない分、ビギナーの私にはチャンスがありと、迷わず本番の場所はここに決めました。

 


 鈴木 誠 【 43.1cm / 2020年3月27日 / 室生ダム 】 

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■第2日目(試験)3/28IMG_0523

いよいよ12時間耐久レース本番。

見ごとにコケました(昨日よりも濁っていると勘違い、実際はさらに澄んでいた)。

致命的なミスもいくつか犯しました。この日の釣果はマブ1枚、フッキングをしっかり確認できなかった40上1枚。「デカイ!」とサイズを確認した直後にハリス切れでした(たぶん結び不良)。

チャンスは何回かありましたが、それを活かせなかったのは、己の経験、技量不足と「まあいいか!」と言う性格がおりなすもの。前年よりも多少は進歩していることも自覚でき、「次回こそ!」と一年精進したいと思います。

 

■第3日目(補習)3/29

大会翌日に補習。なんですけど、教官は不在です。(笑)

NHRの大会で懇意にしている皆さんはほとんど白川ダムへ。そして、寝不足に前日の結果がのしかかり、本降りの雨がテンションを下げて行きました。

3:00に目を覚ましましたが、天井を叩く雨音を聞いて二度寝。すっかり出遅れてしまい、予定していた放流場周辺のポイントには入れず。

IMG_0493グラウンド下の前日までのポイントとその奥を見てみましたが、まったく気配なし。

結局、地蔵橋、遊歩道前に決めて台をおいて鮒屋に向かいました。

シマチャンが来ているとのこと。雨で体が冷やされ、着替えて歓談をしながらモチベーションを上げて出直しました。

再度地蔵橋に着くと、ヘラを持って写真撮影している方が目に入りました。撮り終わると私に気付いてくれ、声をかけてくれました。

良く顔を見てみると、若きレジェンド土屋さんでした。昨年の大会以来の再会。少し歓談したらモチベーションも本来のところまで上がってきました。

この日、ここ地蔵橋は放流もの主体のへらが釣れていました。

実ば昨年、ここで室生で初めてのヘラを釣りました。その泣き尺のへらを皆が一緒に喜んでくれたことは決して忘れることはありません。

「これも運命なのか?」同じ3日目、同じポイントで竿を出すことになりました。

でも、今回の目当てはヘラではなく、巨ベラです。大きなハリに大きなマッシュ、出かけに大ちゃんに言われました。

「良いじゃないですか、攻めのスタイル!」

足下、右側で巨ベラがリアルタイムでタハいている。その先の魚道がポイントになると読み、釣り座から10m先を狙う。19尺がちょうど良さげです。

ただし、トラブルは避けられない場所でもあります。タナを調べているときからサワりがあります。

そしてマッシュをつけて第一投!

いきなり喰いアタリ(?)。「乗った!」と思った瞬間、悪夢が始まりました。バレてウキは左の木の枝にグルグル巻き。いきなり仕掛けはパアです。

ウキをなんとか回収、仕切り直しです。その後、何度もバラしてはトラブル。風も回っているので、油断すると振り込み時にもトラブります。

散々やった後、右前方で引っ掛かりました。その辺は水位が腰よりちょい下くらいなので、行けば回収できます。もう、仕切り直しはしたくなかったので、水温は水遊びにはまだまだ早いのですが、バシャバシャ取りにいきました。

糸ズレアタリはいくらアワせてもスレ。なんとかアタリを絞っても、怖くて確証を感じるまで強引に引けません。しかし、大きなへらは、弱く溜めていると好き勝手に泳いでしまいます。右奥のオダに入られそうになったので、引くしかありません。ガバッと頭が出ました。喰ってる‼️ 次の瞬間ガシャガシャ、枝に巻きついてぽよよよーん、無念。

その後、何度か高枝から回収して、バシャバシャまでして回収したウキがまたもバシャバシャ地点でトラブル。もう取りに行く気力がなく、引っ張ったときにウキは破損してしまいました。 

そして、ついに、ついに、「これならどうだ⁉︎」と言うアタリをアワせ、乗りました。引きは良さげです。本日の上がりベラは尺くらいか。ただ、「?」と思えるような魚だったので、一応写真を撮りましたが、違うと断言されたくないので誰にも見せていません。(笑)

最終日、補習の課題は、以下でした。

1.トラブルの回避する竿さばき

2.喰いアタリとイトズレ見極め

3.忍耐

私の拙いヘラ釣り、室生ダムの12耐編でした。

室生ダムに集う皆様、今年も楽しまさせていただき感謝いたします。ありがとうございました。



2020年4月 5日 16:43