2019年2月14日
天神釣池のホンモロコ釣り
とっても美味な新アイドル誕生。
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コイ科の魚で最も美味しいと言われています。
京都や滋賀ではメジャーな食材&釣り物として古くから親しまれてきました。
NHCでお馴染みの下野正希さん(65歳)が子どものころは春になると琵琶湖南湖の湖岸や田んぼにウジャウジャ接岸してきたそうです。
事務局K(56歳)が琵琶湖へ釣りに行くようになった十代後半のころにはまだホンモロコ狙いの曳き舟(ポイントまでエンジン船で引っ張ってもらえるレンタルボート)がありましたが、このころから釣れなくなり、琵琶湖の春の風物詩は姿を消しました。
ホンモロコは琵琶湖水系の固有種ですが、実は日本各地で養殖されています。
6~7年ぐらい前に休耕田の魚養殖に興味があり、そのときに取り寄せた資料では、ホンモロコの水揚げ1位は島根県、2位が埼玉県、3位が滋賀県でした。
本場の琵琶湖で水揚げ量が減ったことで高級食材としてその価値が上がり、「お米を作るよりも儲かる!」ということで休耕田での養殖が広がりました。
そんな「昔の名前で出ています」的な、古くて新しいアイドル「ホンモロコ」がなんと天神釣池で釣れるようになりました!
昨年の12月1日にオープン。ジワジワとホンモロコを目当てに天神釣池を訪れる人が増えてきました。
先日、NHCへらぶなトーナメントが開催された2月11日(祝)も次から次にお客さんがやってきました。
ドーム桟橋だから天気の心配は無用。当日の朝は大雪でしたが、ドームの中はチョー快適!
釣りのスタイルはワカサギ釣り風で、タックル&仕掛けもワカサギ釣り用を流用。
ワカサギ釣りは群れに当たれば爆釣ですが、実はハズレも多い。
でも、天神のドーム桟橋は周囲をネットで囲み、常に桟橋下に魚がいる状況です。
だから、釣果は安定感バツグン!
この日も初めてという子どもたちも20匹をクリアしていました。
これまでになかったタイプのホンモロコ釣堀だけに、どのような状況になるのか少し、いやかなり心配していたのですが、ファミリーフィッシングでとても賑わっていました。
ホンモロコって、寒さにも輸送にも強く、丸々と太った大型ばかりでした。
後藤田義臣さん率いるグルメなGうどん軍団もホンモロコ釣りに挑戦し、みんなで試食したところ、「めちゃ美味しかった」とのことでした。
新たなアイドル誕生なるか、今年の天神釣池はいろんな意味で目が離せません。(事務局 K)
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ドームのホンモロコ釣りを発案したオーナーの今井義富さん。なかなかのアイデアマンかも?
今井さんの魚探にはびっしりとホンモロコが映っていました!
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1月に釣行したG軍団の皆さん! 本気です!
2019年2月14日 16:48