日本ヘラブナクラブ

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2017年9月29日

アユ釣りNEWスタイル

RIMG5759ルアーロッドでオトリを操作。

久保浩一さんの友釣り。

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9月27日。貴志川(和歌山県)へ今月2度目の釣行。

前回(9/15)の釣果は24匹。まだまだ初心者の私にはプチ大漁でした。

今回はスーパーマルチアングラーのお二人、久保浩一さんと前山智孝さんを誘って終盤のアユ釣りを楽しみました。




チラシ印刷用◎ ルアーロッドで生きたオトリを泳がす

久保浩一さんの友釣りスタイル

 

久保さんはルアー・フライフィッシングのスペシャリスト。

最近は海のオフショアゲームがメインですが、渓流釣りにも精通しています。

ハリメーカーのカツイチさんが手がけるリアユ(アユのルアーフィッシング)の火付け役でもあり、新たなアユ釣りファン作りにも貢献しています。

今回の貴志川はアユのルアー釣りを公認している数少ない釣り場の1つで、久保さんはその指南役。ポスターのモデルにもなっています。

でも、今回の久保さんは、タックルはルアーフィッシング用だけど、オトリはルアーではなく、生きたアユでした。

この日、久保さんは午後から竿を出し、最初に入った上流のポイントでは不発。

その後、中流へ移動してからすぐに3連発。ルアーロッドでも友釣りが楽しめることを証明してくれました。

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かなり以前はリールを使って友釣りやコロガシ(引っ掛け釣り)をする人を見かけましたが、短いルアーロッドで本格的な友釣りをする人はほとんどいないのではないでしょうか。

ルアーロッドの場合、川幅のある川や瀬を釣るにはポイントの上流に立ち込まないと流心にオトリを誘導するのは難しいでしょう。

空中輸送(振り込み)でオトリを流心に入れたとしても、竿が短いと水中に入る糸が長くなり、その抵抗でオトリの動きが不自然になったり、弱りが早くなりそうです。

オトリを操作することを考えると、長いアユ竿の方が有利だと思います。RIMG5754

しかし、デメリットばかりではありません。リールから糸を引き出せることはもちろんのこと、長いアユ竿では釣りづらい場所を狙えることが最大のメリットです。

久保さん曰く、樹木が覆いかぶさった場所などを狙うと一発で掛かることもあるそうです。

貴志川のように川幅が狭い河川や、落ち込みが連続するような渓相だと、ルアーロッドならピンスポットへオトリを放り込みやすいように思います。

久保さん自身も頻繁にアユ釣りに出かけているわけではないので、ルアーロッドで友釣りを極めるような人が出てくれば、もっとスペシャルなテクニックが生み出されるかもしれませんね。

また、ルアーロッドよりも磯竿などの方がいいかもしれないし、まだまだリール竿の友釣りは未知の世界だといえるでしょう。

今、普通に友釣りをしている人の目には、リール竿の友釣りは邪道に映ると思います。

RIMG5757だけど、釣りのテクニックって、邪道だと言われていたことが王道に変わることがこれまでも多々ありましたからね。

友釣りファンの高齢化が進む中で、「ルアーロッドでも友釣りが楽しめるなら、やってみようかな」という人がいれば、友釣りファンを増やすという観点からはおもしろい試みではないでしょうか。

魚のナワバリ意識を利用したアユの友釣りは、他のどの釣りにもないおもしろさがあります。

一人でも多くの方に友釣りを体験してほしいなと思います。




<リール釣りの注意事項>


リールを使ったアユ釣りを禁止にしている河川があります。RIMG5759

いろいろ調べてみたら、漁業調整規則ではなく、釣り場を管理している漁協単位の規則で禁止にしているみたいです。

違法な釣りを紹介してはマズいので和歌山県内水面漁連さんに聞いてみたら、和歌山県下の河川では、規則でリール釣りを禁止しているのは紀の川だけだそうです。

紀の川以外の河川ではOKということでした。

リール使用が禁止になった背景には、コロガシなどでリールから糸を引き出し、一人で広い場所を占領してしまうなど、マナーの問題があります。

だからリール竿を使う場合、周囲に人がいれば必要以上に糸を出さない方がいいでしょうね。



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◎前山智孝さん、メキメキ上達!


この日はアユの追いがわるく、前山さんも私も元気なオトリの確保に苦労しました。

でも、朝から夕方までがんばりました。

前山さんはあと1匹で2ケタに乗せられず少し悔しそうでしたが、竿を持つスタイルが少しずつサマになってきました。

とても友釣り一年生には見えません。

今シーズンは水況に恵まれなかったけれど、来年はぜひ入れ掛かりを見せてもらいたいものです。

あと1回だけ大型の落ちアユを狙いたいな。(浮気性の事務局 K)



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2017年9月29日 20:51