日本ヘラブナクラブ

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2017年4月30日

これからの釣り人誘致

pic01_02和歌山県漁連の情熱と

釣り業界のバックアップ。


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wakayama


NHCのホームページに突然『わかやま友釣り塾』のバナーが貼られ、

「あれ?」と思われた方も多かったのではないでしょうか。

へらぶなクラブのホームページなのに、ワカサギ釣りに続いてアユ釣り情報・・・。

「事務局Kさん、このごろちょっとヘン?」という声が聞こえてきそうです。(笑)

変人なのは今に始まったことではありませんが、

実はこの夏、和歌山県のアユ釣りに注目しています。




和歌山県の漁協が生き残りをかけた釣り人の誘致事業

なぜ和歌山県のアユ釣りに注目しているのか。

それは、同県の内水面漁業関係者(漁連と漁協)が本気で釣り場環境整備や釣り人の誘致に取り組んでいるからです。

その熱い活動を支援しようと、グローブライド、シマノ、がまかつをはじめとした大手メーカーや釣具量販店、釣り雑誌の出版社など、業界企業が協力しています。

私自身も同漁連を昨年の春にお伺いし、その画期的な事業内容をお聞きしてから、

「NHCでも微力ながら応援したいな」という思いが強くなりました。

西日本では内水面の漁連や漁協が釣具業界とコラボで活動するケースが少なく、この和歌山で始まった釣り人を育て、誘致する事業は未来に繋がるモデルケースになると感じました。



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これまでになかった釣り人へのサービスを開始!

和歌山県漁連が取り組んでいる事業は、

<1> 釣り場の環境整備(アユの養殖や魚道の整備)

<2> 釣り人の育成(友釣り塾の開催)

<3> AYU 友 U-30キャンペーン(期間限定で30歳以下の遊漁料無料化)

<4> 釣り情報の発信(新しい釣果情報をホームページに随時UP)

<5> 現場での釣具のレンタル

<6> アユのルアー釣りエリア開設

<7> 尺アユの剥製サービス

などです。



詳細は、昨年の「事務局だより」で紹介しているので、リンクしておきます。

<<< 内水面漁業は、こうあるべき(2016年4月) >>>

<<< 10年後の釣り界(2016年5月) >>>



釣り場環境整備はコラボの時代。

アユは内水面漁業を支える大黒柱的な釣り対象魚です。

そのアユ釣りの愛好者が減少し、高齢化が進んでいることは、

内水面漁業の危機を意味するといっても過言ではないでしょう。

この傾向はアユ釣りに限らず、ヘラブナ釣りも同じです。

ゴルフやスキーなどの人気のレジャーも含め、

「愛好者減少と高齢化」に歯止めをかけられない状況です。

内水面漁業はアユや渓流漁、ヘラブナ、ワカサギなど、そのほとんどが放流によって魚資源をキープしています。

釣り人(遊漁料収入)が減少すれば当然ながら放流予算を削らなければならず、

この先ますます釣り場の運営が難しくなります。

魚さえ放流すれば釣り人が来てくれる時代は20年前に終わり、これからはいかに効率よく釣り場環境を整備するかにかかっているといえるでしょう。

漁業関係者と釣り業界、そして釣り人や自治体が協力してどこまで釣り環境を向上させることができるのか。

これからの内水面漁業活性化のヒントがありそうなので、この夏は和歌山で始まった釣り人の誘致事業を追いかけてみることにしました。

私自身も二十数年ぶりに本気でアユ釣りを楽しんでみようかなと思っています。

果たして、体力がついていくのでしょうか。(事務局 K)



pic01_02_3_3← くわしくは、和歌山県内水面漁連HPで!



2017年4月30日 16:23