日本ヘラブナクラブ

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2016年9月16日

放っておけない外来魚問題

RIMG6272河川で繁殖するアメリカナマズや

スモールマウスが頭を悩ませる。

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先日、久しぶりに和歌山県の日置川へアユ釣りに出かけたときのこと。

「大型が狙える淵にブラックバスがいて釣りにならない」

とオトリ屋のご主人が嘆いておられた。

IMG_8353釣り場の上流にあるダムにブラックバスが生息し、そこから流下したと思われる。

この河川にいるのはラージマウスバスだが、ラージよりも流れや冷水に強いとされるスモールマウスバスが河川で生息域を広げている。

今、山形県の最上川でスモールマウスバスが繁殖し、同県の内水面漁場管理委員会にてリリース禁止(魚を釣り上げてから逃がしてはいけない)という規則を設けるべきかを検討している。

NHCでも釣獲調査を実施しているチャネルキャットフィッシュもスモールと同じく河川の中~下流域(汽水域も含む)で生息できる。

特定外来生物にはたくさんの魚種が指定されているけれど、やはり河川で繁殖しているスモールマウスバスとチャネルキャットフィッシュの2魚種は釣り人の目から見ても要注意だ。

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ヘラブナ釣りやワカサギ釣りなど、私が通っている釣り場の1つ、布目ダムで増えてしまったチャネルキャットフィッシュ。

私は外来魚問題にこれと言った解決策を持っているわけではないけれど、一人の釣り人として生態系が落ち着くまではたまに時間をつくって実態調査を続けていこうと思っている。(事務局 K)


2016年9月16日 18:05