2016年4月29日
アメリカから来たナマズ
調査を兼ねて釣り大会を開催。
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アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)の調査と釣り大会の打ち合わせです。
ダムを管理する(独)水資源機構の布目ダム管理所、布目川漁協、奈良県漁連、JOFI奈良、NHCの代表が集まりました。
打ち合わせは今回で2度目。前回(2月)は「イベント趣旨のすり合わせ」をして、今回はイベントの詳細を詰めていきました。
GW明けには開催要項を発表する予定なので、お楽しみに!
「えっ、誰も楽しみにしていないって?」(笑)
関東では霞ヶ浦や利根川水系で90年代の後半から猛繁殖してきたこの外来ナマズ。
もともとは食用として日本に持ち込まれ、養殖イケスから逃げ出したと言われています。
今から思えば、イケスで養殖した時点で管理態勢が甘すぎます。
内水面漁業全体で「外来魚ブーム」のような時代でしたからね。
来日当初は「河ふぐ」という美味しい名前を付けてもらって人気者になる予定でしたが・・・、
今では「招かざる客」、「やっかい者」のレッテルを貼られてしまいました。
今回のアメナマ釣り大会のことを釣り仲間に話し、協力をお願いしたところ、(関西在住の方は)ほとんどの方が「駆除釣り大会ならイヤだな~」という反応でした。
私自身もこのイベントを企画するにあたり、実はとことん悩みました。
釣り人は駆除に協力したくないという人が多いし、特にブラックバス釣りの愛好家は外来魚問題に触れたくないという方が大半です。
釣り業界の中にも「イベントで何も事を荒げることはないじゃないか」という意見もありました。
でも、外来魚問題に釣り人がソッポを向いてしまったら、釣り界が提唱するゾーニング(有益な外来魚を区域限定で残す)は前に進まないでしょう。
ちょうど2年前に埼玉県が漁場管理委員会の指示で外来魚リリース禁止になりましたが、釣り人がこの問題に無関心になると、今後さらに特定外来生物の扱いが厳しくなることも考えられます。
ヘラブナ、ワカサギ、ヒメマス、ニジマスなどの微妙な立ち位置にいる魚種に対しても、外来種としてこの先何らかの規制が設けられる可能性もあります。
だからこそ、釣り界(釣り人・釣り具業界)は外来魚問題に前向きに取り組むべきです。
NHCが今回のアメナマ釣り大会の開催に踏み切ったのは、ダム管理所、漁協、漁連、釣り人など、布目ダムに関わる立場の異なる人たちが一緒になって新しく侵入してきた外来魚のことを考える機会になるのではと思ったからです。
実際に釣って、食べて、調査して、アメリカナマズをもっと知りたい!
難しい方向へ話が脱線してスミマセン。
話を「アメナマ釣り大会」に戻します。
すでに生息域を広げている霞ヶ浦・利根川水系の現状からして、この先、アメリカナマズとは長い付き合いになることはほぼ間違いありません。
だから、この魚のことをもっと詳しく、多くの方に知ってもらうことが大切だと考えています。
奈良県下には内水面試験場等の研究機関はありませんが、生態調査では大学等の専門機関に協力をお願いすることになりました。
調理に関しては調理コースがある地元の学校に声をかけています。
釣りのゲーム性を探るために釣り専門教育機関のヒューマンフィッシングカレッジが全面的に協力してくれることになりました。
◎アメリカナマズはどんな生態をしているのか。
◎どのように調理したら美味しく食べられるのか。
◎真剣に釣ったらどんな面白さがあるのか。
今回のイベントは『釣って、食べよう!』がサブタイトルです。
1匹大物を競い合う釣り大会の他、クッキングイベントも開催します。
アメリカナマズをあらゆる方向から調査し、魅力的な部分を探りたいと考えています。
「駆除」を前面に押し出して悪役に仕立てるよりも、アメナマと楽しく付き合い、できれば釣りの好敵手になってくれることを願っています。
食材としての人気が高まることも期待しています。
※【訂正】黄色い魚はアメナマではなく、ギギのようです。
■さっそくアメナマ試釣。4人で1匹でした。
28日の釣り大会打ち合わせの後、JOFI奈良のメンバーと一緒にアメナマを狙ってみました。
時間が短かったうえに、冷たい雨が降り続いたので時合となる夕まづめを待たずしてギブアップ。
まだ水温が低かったのか、簡単には釣れてくれませんでした。
釜淵橋とコスモス公園で竿を出しましたが、ヒューマンフィッシングカレッジの窪先生が1匹釣り上げただけでした。
ゴールデンウィークが明けたら再チャレンジですね。(アメナマ釣りで凸った事務局 K)
2016年4月22日
内水面漁業は、こうあるべき。
和歌山県漁連の情熱。
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4月20日、和歌山県内水面漁業協同組合連合会へ行ってきました。
和歌山といえば海釣りのイメージが強いと思いますが、関西きっての『鮎の王国』です。
そして県内水面漁連では、河川漁業の生き残りをかけ、漁場整備はもちろんのこと、釣り人を育てるための画期的な事業を展開されています。
内水面の遊漁(釣り)に限れば、和歌山県は関西をリードするサービス先進国といえるでしょう。
2年ほど前、釣り雑誌社の方から同漁連に小峠利勝さんというとても熱い人がいるとお聞きしました。
今年のフィッシングショー大阪の会場にて開催された日釣振主催の『安田陽一教授の講演会(効果的な魚道の提案)』に小峠さんが来られると聞き、知人を通して紹介していただきました。
和歌山県の内水面漁業といえばアユが主体でアマゴが少し・・・、といった感じです。
ヘラブナやワカサギに関しては第5種共同漁業権免許(淡水の漁業権)を取得している漁協はありませんが、参考になる部分が多々あると思い、訪問させていただきました。
■和歌山県漁連の釣り人誘致事業
内水面漁業は釣り人口の減少と、釣り場環境の荒廃で厳しい環境に直面しています。
全国の内水面漁協の約50%が赤字経営だといわれています。
東日本では釣りを観光資源としてとらえた『観光漁業』が浸透し、地元が一体となって釣りを盛り上げようとしている地域は少なくありません。
内水面漁業は完全に『東高西低』なので、西日本の漁協はさらに運営が厳しいと言えるでしょう。
魚を放流するだけで釣り人が来てくれる時代は終わったと言っても過言ではありません。
それはアユやアマゴ、ヘラブナでも同じです。
そのことにいち早く気づき、アクションを起こしたのが和歌山県内水面漁連なのです。
実際にどんな取り組みをしているのかを簡単に紹介しましょう。
<1> 『わかやま友釣り塾』の開催
これから友釣りを始めたいという方を対象とした釣り教室です。
インストラクターにアユ釣り名人を迎え、4日間でみっちり学べるコースです。
<2> 『AYU 友 U30』キャンペーン
昨年から始まった30歳以下の遊漁料を無料にするキャンペーンです(7~8月限定)。
昨年は236名から『U30』の申請があり、その70%が友釣りを始めて1年以内の方でした。
新しい友釣りファンを呼び込むために今シーズンも実施されます。
<3> アユ竿 0円 レンタルサービス
友釣り入門者・初心者を対象に、釣具(アユ竿、引舟、玉網、ベルトの4点セット)を無料で貸し出しするサービスです。
貸出し場所は県内の協力オトリ店(ホームページにリストあり)。
※使用中に竿を破損しても修理代は必要ありません。
<4> ルアー & フライマンを対象とした特別区の設置
写真は貴志川の鮎ルアー特別区の開設を案内するポスターです。
釣り人全体の中でルアーフィッシングファンが増加したため、今後は渓流のキャッチ&リリースエリアの開設に取り組んでいくそうです。
<5> 釣り場情報を発信
『鮎の国わかやま 入れ掛かり総合案内所』というのが和歌山県内水面漁連のホームページです。
このバナーをクリックしていただければ、いかに漁連が頑張っているかが分かります。
イベントやサービス、釣り場の案内だけでなく、新鮮なフィールド情報も満載!
和歌山へアユ釣りへ出かける人にとって、最も頼りになる情報源です。
さらに、つり人社から漁連全面バックアップのガイドブックが発行されました。
恐るべし、情報発信力。FBも見逃せません!
<6> アユの養殖(年間200万~250万匹)!
県内でもアユの養魚施設を所有する漁協は限られています。
少しでも漁協へ安く、良質の魚を提供できるようにと、漁連として年間15~20t.(200万~250万匹)ものアユを出荷しています。
養殖は生き物が相手の事業なので、期間中はほぼ休みが取れないそうです。
内水面漁連の事務所は、紀ノ川と貴志川の合流地点にある『和歌山県水産試験場』内にあります。
広大な敷地の研究施設内にあるのも和歌山県内水面漁連の強みです。
■和歌山県漁連の実働部隊はたったの2人!
今回、和歌山県漁連を訪問して最も知りたかったのは、何人ぐらいの専属スタッフで運営されているのかな、ということでした。
他府県の漁連と比べてあまりにもアクティブな活動をされているので、きっと5~6人ぐらいで回しているのかなと予想していました。
しかし、実働スタッフは2人と聞いてビックリ。
業務主任の小峠利勝さんと、総務担当の佐古 充さんだけなんです。
以前はもっと多くのスタッフがいたそうですが、さすがに2人ではほとんど休みがとれないほどの激務だそうです。
小峠さんはまだまだやりたいこといっぱいあるそうで、パンクしてしまう前にスタッフを入れたいとのことでした。
私があと30歳若かったら、その場で座り込んで「雇ってくれ~!」と言ったかもしれません。(笑)
自分自身、漁協のサポートや釣り場環境整備などのボランティア活動に取り組んいるのも、やはり釣りはフィールドが一番だと思っているからです。
だから一人の釣り好きとして、和歌山県漁連の仕事にとても魅力を感じます。
今回、ここまで釣り人にサービスを提供し、釣りのことを真剣に考えている漁業関係者いることを知り、感動の1日でした。(事務局K)
2016年4月14日
あの岩佐塾の塾長がNHCに!
『生涯現役競技者』の極意とは・・・
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釣り人生を謳歌する71歳のヘラブナトーナメンター
釣り好きは誰しもが『生涯現役』を望んでいるでしょう。
「身体が動く限り、釣りを続けたい」、と思うのは当然です。
でも、70歳を過ぎてもトーナメントへ挑戦する人、いや、できる人はごく一握り。
競技の世界は体力だけでなく、気力(情熱)も必要ですからね。
先日、NHCウインター関西シリーズ第4戦(甲南)のとき、
あの名手・岩佐 進さんから入会の申込みがありました。
以前からNHCの活動に目を止めていただいていて、
お会いする度に「NHCにも出るからね」と声をかけてくださっていた。
ただ、そのあとに、
「もう少しだけ、メーカーの大会(メジャー大会)を中心に活動したいんだ」
という言葉が続きました。
岩佐さんは昭和20年1月生まれ。
先日の甲南戦のとき、全員の釣り料金を釣り場に支払うと、
田畑さん(池のオーナー)が「岩佐さんはシルバーだから」と500円を返金してくれました。
その割引額を岩佐さんにお渡ししたときに年齢をお聞きしたら、71歳とのこと。
へら釣り場には年配の方がたくさんいるけれど、第一線で活躍している70歳代はそうはいません。
しかも結果が伴っているから恐るべし。
言葉は適切じゃないかもしれないけれど、化け物です。
岩佐さんはG杯ヘラブナ釣り選手権に2度優勝しています。
第23回(2001年)と第26回(2004年)で全国の頂点に立ち、
数々のメジャートーナメントで上位入賞を果たしています。
岩佐さんのヘラブナ釣り歴は48年。ほぼ半世紀。
ヘラブナ釣りの腕を磨いたのは、『北斗へら鮒会』に所属していたときだそうです。
近代ヘラブナ釣りの礎を築いた伝説のヘラ師、佐藤徳通さんが立ち上げたクラブです。
岩佐さんの師匠は『徳さん』と親しまれた佐藤名人です。
現在は関西(川西市)に在住で、無名会と天神釣池愛好会に所属。
ホームグランドは天神釣池。
釣行回数は現在も月に10回以上、多いときは12~13日は釣り場へ出かけられています。
岩佐さんといえば『岩佐塾』。もちろん塾長は岩佐さんです。
岩佐さんは後進の指導にも熱心で、このステッカーは釣り仲間が作ったもの。
釣り場で見かけられた方も多いでしょう。
NHCでは南 治孝さんや佐古口行隆さんがこのステッカーをバッグや竿ケースに貼っています。
皆さんもよくご存じの伊藤さとしさんや鳥居裕輔さんは岩佐さんの下でメキメキと上達しました。
がまかつヘラブナチーム対抗戦では、『岩佐 &鳥居』ペアが2011~2013に3連覇達成。
岩佐さんご自身はその前に南 治孝さんとのペアを組んで優勝しているので、なんと4連覇。恐るべし強さです。
「岩佐塾」として今は特別な活動はしていないけれど、このステッカーを貼っていれば皆仲間。
岩佐さんからいろいろ教わりたいという方はぜひステッカーをゲットしてくださいね。
「今年も、がまかつ(G杯)にもシマノ(ジャパンカップ)にも出るよ」という岩佐さん。
そのバイタリティーもさることながら、年齢の垣根を越えて若い釣り人と一緒になってヘラブナ釣りを真剣に楽しむ姿勢はステキです。
いつまでも健康で釣りを楽しむ秘けつをお聞きしたら、
「何ごとにも悩まないこと、前向きに生きること」だそうです。
ヘラ釣り界もNHCも高齢化の波が押し寄せていますが、気持ちが若い先輩からは学ぶべきことがいっぱいありそうです。
岩佐さん、これからもよろしくお願いします。(事務局 K)
2016年4月12日
最強のローカル釣り雑誌が休刊
熱かった昭和の時代を懐かしむ。
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2ヵ月ほど前に月刊関西のつりを発行している岳洋社さんから「休刊のお知らせ」をいただきました。
そして昨日、最後となる2016年5月号が手もとに届きました。
私はまだ若かりしころ、この出版社で7年半ほど編集部員としてお世話になりました。
それ以前に中学生のころから「関つり」の愛読者だったので、この雑誌の休刊はとても寂しいものがあります。
雑誌の休刊は、廃刊とほぼ同じ意味ですからね。
昔からの釣り仲間と会って「関つり」休刊の話題になると、誰もが「時代の流れやからな・・・」と口にします。
釣り人口が減少したこともその要因の1つでしょうが、インターネットの普及は情報のスピードと量を激変させ、誰にでも手軽に情報を発信できるようになりました。
さらに、スマホの普及で誰もが場所を選ばずに有益な情報を手に入れやすくなりました。
釣りジャンル別の専門誌ならまだしも、総合釣り雑誌は紙媒体としてその役目を果たす限界点が近づいているように思っていました。
限られた誌面であの釣りも、この釣りも、初心者も、ベテランもカバーするだけの情報を詰め込むのは難しいですからね。
だから休刊は寂しいけれど、驚きはなかったです。やっぱり「時代の流れ」なんでしょうね。
私が釣り雑誌を読み始めたのは確か小学校の高学年のころ。
当時は関西に『釣の友』と『関西のつり』という2つの月刊誌があり、中学生のころに『週刊釣りサンデー』が発行されました。
小学生のお小遣いではまだ釣り雑誌を購読する余裕がなく、近所の散髪屋さんから古くなったバックナンバーをもらっていました。
中学生になっても複数の雑誌は買えないので、友人と違う雑誌を買い、読み終えたら交換していました。
雑誌に投稿して誌面に取り上げられ、掲載誌が届いたときは飛び上がるほどのうれしさでしたよ。
釣りメディアの中心が雑誌だった昭和の時代。このころの釣り好きは大人も子どもも関係なく釣り雑誌を読みあさっていました。
総合釣り雑誌の発行部数が最も多かったのも、昭和40年代の後半から50年代の前半だったと取次所の方から聞いたことがありました。
これから先、釣りの情報量はネットを中心にますます増えるでしょう。
うまく活用すればとても便利ですが、氾濫する情報に踊らされないようにしたいですね。
■下野御大と出会ったのも「関つり」が縁でした。
私が岳洋社さんに勤めるキッカケを作ってくれたのは、近所に住んでいたルアー釣り界の大御所でした。
この方は「関つり」のレギュラー執筆者で、「うちの近くに釣りが好きなエエ子がいてんねん!」と同社に売り込んでくれたのです。
そのころ私はプー太郎。トラックの運ちゃんや高速道路に鉄板を貼り付けるトビ職人、下水処理場の管理などの仕事をしていて、超高給取りのアルバイターでした。
でも、給料が3分の1以下になったけれど、大好きな釣りの雑誌を作る編集者になることに決めました。
相棒のフェアレディZとも速攻でサヨウナラ。給料はほとんど釣りにつぎ込んでいたかな。
このころはちょうど離島の大グレ釣りがブームで、伊豆諸島のグレ釣りが一番好きな取材でした。
池原・七色ダム、琵琶湖のバスフィッシングがブレイクしたのも私が務めていた時期で、今から思うと活気がみなぎる釣り界でした。
『つりボーイ』という子ども向けの釣り雑誌の編集を担当していたときは、編集室でよく寝泊りしていました。あまり売れなかったのですが、とてもヤリガイがありました。
この少年釣り雑誌は数年で休刊になりましたが、今40歳代で子どものころに『つりボーイ』を楽しみにしていたという方がたまにおられ、とてもうれしくなります。
あ、スミマセン、自分の思いで話ばっかりで。<(_ _)>
そうそう、「関つり」のルアーコーナーの主役といえば下野正希さんでした。
下野さんとは編集者とルアー・フライフィッシングの名手として出会い、もう30年を軽く超える付き合いです。
先月号(4月号)の「関つり」には、久々に下野さんが登場していました。
『関つり 温故創新』という「古き良き時代の誌面を紹介する」コーナーです。
1981年2月号にて、下野さんが西湖へヒメマスとニジマスを釣りに行ったときの記事が紹介されていました。
この号の表紙を飾ったのも下野さんでした。35年前だから、御大は27歳!
若いころの下野さん、カッコよかったんですよ~。
いや、「若いころも」と言わないと怒られるかな。(笑)
レオーネやタフト、ハイラックスなど、下野さんの愛車は使い込んだ国産四駆ばかりだったけれど、それがシックリと決まっていました。
昭和の良き時代の思い出がいっぱい詰まっている関つり。
これでサヨナラとなると、うるっときますね。
創刊号から最終号までをデジタルデータとして残していくことも検討されているそうで、ぜひ実現してほしいなと思います。
費用はかかると思うけど、関西の釣り文化の貴重な資料ですからね。
私もジャンボカレイを釣って表紙を飾ったこともあるんですよ。(自慢シーの事務局K)
<P.S>
最終号となった『関西のつり』と『SW(ソルトウォーターゲームフィッシングマガジン)』。
ベテラン執筆陣の原稿が読み応えありましたよ。
2016年4月 7日
NHC 事業報告 & 事業計画
今年もいろんなことに挑戦!
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NHCはNPO法人格を取得しているので、年に一度、所轄庁(NHCは大阪市)への事業報告書提出が義務付けられています。
今年も提出期限ぎりぎりでしたが、自転車をかっ飛ばして提出してきました。
その事業報告書には決算書類も含まれていて、どなたでも閲覧できるようになっています。
NPO法人も一般の事業所と同じく税務署への申告も必要だし、税制面で優遇されている面があるので、厳しくチェックされるところもあります。
釣りを楽しむだけのクラブなら、費用も手間もかかるNPO法人格のメリットはないのですが、釣り環境整備などの活動の幅を広げていくためには必要と考えています。
特に自治体や漁連等へさまざまな提案をしていくには、任意団体では難しい面があります。
NHCでは役所へ提出する書類以外に、毎年『活動案内』を作成しています。
昨年からは関西のワカサギ釣り普及活動や、ワカサギ釣り場の状況をまとめた『関西ワカサギ釣り場リポート』も作成しています。
その内容はホームページにUPした活動リポートをまとめたもので、NHCをご支援いただいている企業や関係団体に送付しています。
少子高齢化で釣りファンの減少が予想される中、もっと多くの方に釣りを楽しんでもらい、内水面の釣り全体を盛り上げていくには、ワカサギやコアユ、タナゴ、テナガエビなどの小物釣りは大きな役目を果たしてくれると考えています。
ヘラブナ釣りやブラックバス釣りはまだまだ人気が高い釣りジャンルですが、手軽に楽しむには少し難しいし、費用もかかりますからね。
NHCでは今年も『本業』であるヘラブナ釣りを盛り上げるイベントをたくさん開催しますが、釣りファンを増やし、釣り場環境をよくする活動にも取り組みます。
今年の活動計画を少しずつホームページにUPしていきますので、NHCメンバーの皆さん、ご理解とご協力をお願いします。(事務局K)
2016年4月 6日
『へら専科』5月号
あの50cm上が見開きドアップ!
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へら専科5月号にサダジュンさんの50cm上が載っていま~す。
特集は棚網 久さんの『巨べら攻略への道』です。
春の野釣りが好きな方には読み応えたっぷりの内容でした。
ページをめくると、戸田 覚さんの『ヘラブナ釣り改造計画』もサダジュンさんの
キャンピングカーがテーマ。
今号の主役はサダジュンさんと棚網さんかな。
さらにページをめくると、『関西王国』にアサニーも登場です!
今月も楽しさ満載なのでご購読を!(立ち読みはダメよ)
<P.S>
大川の桜、満開です。見ごろは次の雨までかな?
あ~、今週末は仕事。釣りに行けないもどかしさ・・・。(事務局 K)