2013年5月28日
コアユ釣り体験イベント 報告
ピンチヒッター『ギル』が大活躍!
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今シーズンのコアユはなぜか成育不良のようで、最盛期の4月下旬になっても接岸数が少なく、延期することになりました。
結局、野釣りオープンと同じ日(5/25)に、漁協や観光協会のスタッフを中心に「コアユ調査」として実施することになりました。
アユはようやくヘラ釣りの仕掛けに掛かるようになり、アユの採哺場でもチラホラとその姿が見られるようになったので淡い期待を抱いていましたが、やはりこの日も姿は見せてくれませんでした。流入河川へ溯上するアユ、湖岸に接岸するアユともに絶対数はここ数年にない少なさです。
昨シーズンは200~300匹釣れることも珍しくなく、ヘラ釣りの邪魔になるほどいたので「ファミリーフィッシングにはピッタリだ」ということで企画したイベントだっただけに残念です。
当日は「釣れなくてもコアユ釣りをやってみたい」と参加してくれた方もおられました。
私は田原本から来られた小林さんファミリーと一緒に7番ポイントや入野橋周辺、津風呂川で竿を出してみました。
小林良輔君(小4)はとても生き物に興味があるようで、カエルを捕まえながら根気強く釣り続けましたが、お目当てのコアユに出会うことはできませんでした。
なんとか良輔君に魚の引きを味わってほしいなと考え、エサ釣りの方にわけてもらったミミズをコアユ仕掛けに付けると、1投目からビンビンにギルのアタリが手に伝わってきました。ダブル、トリプル・・・とアタリは止まらず、最後はハリ外し役のお父さんがバテてしまいました。(笑)
ギル釣りに切り替えてから良輔君は大興奮。本日のギルさんは「Good job!」でした。
◎コアユ・ワカサギは人気者!
今回のコアユ釣り体験イベントは見ごと失敗に終わりました。
実は自分自身、かなりの盛り上がりを期待していたイベントだったので大きなショックでした。
でも、内水面の釣り振興にコアユは欠かせない存在であることを改めて認識できたことが大きな収穫でした。
コアユ釣りの普及にはさまざまなメリットがあり、地元の漁協、観光協会、自治体も期待を寄せてくれたし、奈良新聞や地元の人気情報誌『パープル』で告知してもらうことができ、とても多くの参加申し込みがあったことなど、次につながる手応えがありました。今回のイベントは空振りの三振でしたが、次の機会にはホームランを打てそうな気がしています。
コアユやワカサギは初心者や女性でも楽しめ、一般ウケがとてもいいんですよね。今回の失敗にめげずに、これからもファミリーや初心者にも楽しめる釣りのイベントを提案していきたいと考えています。(事務局K)
2013年5月27日
津風呂湖大会の"放課後"
スッキリしてから帰りたい?
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今回は初めての会場だし、常連さんが多い釣り場なので大会運営に少し気をつかいました。
参加選手もこの釣り場で初めて竿を出したという方が半数以上で、「ロケーションがいいですね」という声が多く聞かれました。
野釣りは場所の確保がたいへんですが、それもまた楽しみの1つ。ほとんどの方が夜中から自宅を出発し、前日入りしていた選手も数名おられました。
表彰式が終わればグッタリかなと思いきや、夕方いっぱいまで"放課後"の釣りを楽しまれた方が多かったのには驚きでした。「釣り好き」というよりも「中毒?」と思ってしまうほどです。(笑)
3番ポイントでは「居残り反省会」と称して、米さん、シゲさん、ツッチー、ドンキーさんが並んで竿を出し、全員がヘラブナをゲット。38cmクラスが頭だったけれど、9寸クラスはかなり数が出たそうです。
事務局Kも夕方薄暗くなるまでがんばりました。今回はコアユ釣り体験イベントがあったので競技に参加できず、大会が終わってから7番の上流にある出っ張りから竿を出しました。
久保さん、大島さんと3人並んで竿を出し、こちらも9寸までのサイズがコンスタントに釣れました。
これからのシーズンは日暮れも遅く、夕方がゴールデンタイムになるので帰宅が遅くなりそうですね。(事務局K)
2013年5月24日
津風呂湖「7番」減水時の写真
底の状態はとてもキレイです。
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今回のNHC野釣りオープン津風呂湖大会は7番が大会本部です。
現在の津風呂湖の貯水率は99%、ほぼ満水状態です。
7番付近は減水すると干上がってしまうので、春先や満水時に人気です。
昨年の減水期(秋)に7番周辺の写真を撮っていたのでUPしま~す。ご参考までに。
◎駐車場の上流側コーナーから下流側を見る。
駐車場下のポイントは手前が浅く、段がついています。カケアガリの下ギリギリを底釣りで釣るなら18~19尺の竿が必要です。できれば19尺がベストです。(常連さんからアドバイスをいただきました)
◎駐車場から上流側を見る。
駐車場から上流側はチャンネルラインが沖と離れ、さらに上流へいくとチャンネルがショアラインに近づいてきます。
駐車場から北側にも入るポイントはたくさんあり、対岸にも釣り人が並んでいます。春は川筋も人気です。
参加選手の皆さん、好ゲームを期待しておりま~す。(事務局K)
2013年5月23日
淀川のアユを食べてみました。
スイカの匂いがプ~ン。
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先日、大川のコアユ釣りをNHCメンバーズリポートで紹介したところ、「淀川のアユって食べられるの?」「あのアユ、食べたん?」という知人からの問い合わせが数件ありました。
そのリポートを見て同じようなことを考えた方もおられたと思うので、お答えします。
「ぜ~んぶ、おいしくいただきました」
今回は揚げてから南蛮漬けにしました。
キビレやドス黒いチヌ、スズキは食べたくないけれど、サヨリやアユ、ハゼ、テナガエビ、シジミは食べることに抵抗はないかな。できれは自分で釣り上げたウナギを蒲焼にしたいですね。
ただ、マキエで寄せた魚を丸ごと食べるのはちょっと抵抗があります。だから今回も「面倒くせ~」と言いながらすべて腸を取り出しました。そのせいもあったのか、まったく臭みはなく、おいしかったです。
「淀川の魚を食べてもぜんぜん問題ないですよ」と言いたいのですが、事務局Kのここんところの行動がちょっとヘンなのは淀川産のテナガエビを食べすぎたからかもしれないですね。
◎次はコアユの「オイルサーディン風」にチャレンジ!
缶詰でおなじみのオイルサーディンは、サーディン(イワシ)をオイルで煮込んだ料理です。
最近はオイルサーディン風のアユ料理もよく見かけるようになりました。
写真は残念ながら自作の料理ではありません。近所(大阪市都島区)の『大衆酒場 金盃』のオイルサーディン風アユ料理です。
大きなアユが釣れたらやっぱり塩焼きで食べたいので、次回コアユがたくさん釣れたらオイルサーディン風にチャレンジしたいですね。
そうそう、超ローカルな話題で申し訳ないのですが、『大衆酒場 金盃』はフレンチのシェフがオープンした居酒屋さんです。和風なんだけど、どことなくフレンチっぽい味付けの料理もあり、都島区にお住まいの方にオススメしたいお店です。(事務局K)
2013年5月22日
竿から手を放すべからず!
涙目のツッチー・・・。
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津風呂湖の試釣でツッチーを襲ったアクシデントを紹介しましょう。
エサをイジろうとほんの少し竿の握りから手を離したとき、突然「凛刀18尺」が沖へ向かって泳ぎだした。
まぁ、よくあることだ。
弘法も筆の誤り。ツッチーも木から落ちる。
そして、事務局Kは見た。ツッチーが涙目になっているのを・・・。
ツッチー:「泳いだら寒いですかね?」
かもめ:「やめとき。死んだらカッコわるいで。ブラックの兄ちゃんに助けてもらおっ」
管理釣り場なら回収できるけれど、野釣りではそのまま「サヨナラ」になることが多い。長尺の竿なら泳いで取りに行きたい気持ちは分かるけれど、まだ5月。水温は思っているより冷たいはず。
幸いにコイではなかったようで、竿はダイブせず、30mぐらい沖に浮いている。運よく魚も外れたようで、ウキも水面から顔を出した。
そこで、助っ人登場。
「監視員よりオレの方がココに来てるんや」とほぼ毎日津風呂湖へ通っている常連さんが車からオモリをセットしたリール竿を取りだし、沖へ向けてキャスト!
「このおっちゃんにはあっこまで届けへんやろな」と思って見ていたら、オモリは竿とウキのちょうど間を通って少し向こう側へ着水。一発で狙い通りに道糸を引っ掛け、竿もウキも回収。バスプロ顔負けのキャストコントロールだった。
あ~、あまりのうれしさに、ツッチー2度目の涙目。
事務局Kはまたも見てしまった。
<P.S>
いつもNHCホームページに話題を提供いただき、土屋くんには大感謝です。これほど周りに迷惑をかける彼をなぜか周りの人は助けるんですよね。(笑)
でも、人の不幸をネタにしようと写真をバチバチ撮っている事務局Kはかなりイジ悪だなと思いました。
みなさん、仕掛けが水中にあるときは握りから手を放さないようにしましょう。(事務局K)
2013年5月20日
室生ダムへら倶楽部例会へ
水が動けば魚も動く?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・室生ダムで活動する釣りクラブ『室生ダムへら倶楽部』が今年の4月に発足しました。
会長はTVビッグフィッシングでヘラブナ釣り担当キャスターを務める久保一美さん。NHCのホームページにも度々登場していただいているのでご存知の方も多いでしょう。
5月19日(日)に2度目の例会が行われ、仲間と参加してきました。
室生ダムは5月16日にフラシュ放水してから、夏水位へ向けて順調に減水しています。これから6月中旬ぐらいまでは毎日20cmずつぐらい水位が低下していきます。
前日の土曜日はポンプ小屋~コンテナ下周辺が好調で、久々に尺半が上がり、2ケタ釣果も記録されました。
「やっぱり水が動くと魚も動くのかな。ウフフッ・・・」と期待して出かけたものの、ダム湖のヘラブナ釣りはそう簡単に攻略できません。運よくポンプ小屋下に入れましたが、前日とうってかわって食い渋り状態。午後から雨が降り出しても活性は上がらず、あ~今回も完敗でした。
今週末はNHC野釣りオープンが津風呂湖で開催されるというのに、かなりのスランプに突入したみたいです。絶好調男「おかちん殿」と大違いですね。
今回の例会には19名が参加。順位は1匹寸で競われ、トップが33cm・・・。巨べらでその名が知られる室生らしくない結果でしたが、たまにはこういうこともあるでしょう。
氏名 | 1匹長寸 | |
1 | 大島 智 | 33.0cm |
2 | 守本幸能 | 31.0cm |
3 | 土屋直人 | 30.5cm |
4 | 久保一美 | 28.3cm |
◎『室生ダムへら倶楽部』初心者募集中!
「もっと多くの方、若い方に野釣りを楽しんでほしい」
「仲間が集まって、いい釣り場環境を作っていきたい」
というのが『室生ダムへら倶楽部』の活動趣旨です。
久保一美会長・事務局の平崎大介さんは若手の育成に熱心なので、これから野釣りにチャレンジしたい方にオススメのクラブです。
アツシ君とツッチーで平均年齢を下げてくれています。なんと釣りガールも2名!
もっともっと若手メンバーが増えてほしいですね。(事務局K)
2013年5月17日
淀川❝水辺❞パトロール

気になる「なにわ」の天然アユ。
今年は溯上数が減少・・・。
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淀川大堰の魚道を遡るアユは1日1,000匹ほど。
新緑の眩しい季節になってきました。
5月17日(金)、少し早起きして、出勤前にサクサクッとコアユを100匹ほど釣ってやろうと考えていました。
目覚ましが鳴らず少し寝坊をしましたが、コアユ釣りの道具を愛車カモメ号(自転車)に積み込み、7時過ぎに自宅を出発しました。
毛馬閘門の護岸に着くと、釣り人の数は昨年の半分以下です。アユは釣れていましたが、今年は数が出ていないそうです。
次に向かったのは本命の淀川大堰(河口堰)です。長柄橋の少し上流、城北ワンドの下流にあります。
この堰には右岸に魚道が作られています。ここでピョンピョンと跳ねながら溯上するアユの写真を撮りたいなと思っていたのですが、アユらしい小魚は確認できず・・・。
溯上のピークが過ぎてしまったのかな?
この春は淀川の天然アユのニュースはTVや新聞であまり取り上げられていないので、状況が気になります。
魚道は金網のフェンスで囲まれていて、中へは立入禁止です。ちょうど魚道のところで作業している方がおられたので、金網越しに大声で、「今年の~、アユの~、溯上状況はどうですか~」と尋ねてみたら、親切に答えてくださった。
「1日1,000匹ぐらいかな。今年は昨年と比べたらかなり悪いですよ」とのこと。
この魚道はカメラを回して機械でアユの溯上数をチェックしているそうで、昨年の今ごろは1日に1万匹も魚道を通過したこともあったそうです。
アユの生態調査の報告書などはインターネットで簡単に検索でき、平成22~24年にかけてはかなり安定していました。過去のデータから見るとGW前後ぐらいから溯上のピークを迎えるのですが、この時期に1日1,000匹とはちょっと心配です。
↓ この資料に淀川のアユの遡上データがまとめられています。
淀川大堰の上流側はなかなか足場のいいコンクリート護岸です。
釣り台を構えている方が数名おられたので声をかけてみました。
このポイントにずっと通っている方が、「2年前までヘラがよく釣れたけど、昨年からパタッと釣れんようになったわ」と教えてくださった。今年も3月から竿を出しているけれど、サッパリだそうです。「この場所は産卵期の後、連休明けからエエへらが釣れてんけどな・・・」と少し残念そうでした。
あまり流れはなさそうでしたが、大堰のゲートが開くと流れが速くなるそうで、みなさん両グルテンでドボンの底釣りでした。
自宅から近いので、機会を見て竿を出してみようと思います。2年前までは40上も上がっていたそうなので復活してほしいですよね。
淀川の河川敷公園は一見とてもきれいに整備されているのですが、実は利用者の不満の声が多いんですよね。
車を利用する人には、駐車場への入口が分かりずらく、駐車スペースも不足していて、駐車時間に制限あります。
釣りをするなら自転車が便利ですが、あちらこちらに車両止めがあって走りずらく、サイクリングの愛好者にはとても不評です。
長柄橋から淀川大堰にかけての右岸は特に酷く、自転車でも行き止まりになる箇所があり、まるで迷路のようです。ここまで整備していながら「わざと利用者を妨害しているの?」と意地の悪さが感じられるほどです。
全国のいろんな川で釣りをしてきたけれど、河川敷の利用しにくさは淀川がダントツで一番ですね。地元だけに残念です。
でも、マナーの悪い人が多いのも事実。管理者の苦労もお察しします。
河川敷は都会のオアシスなので、みんなが気持ちよく利用できるようになってほしいですよね。結局、竿を出さずに帰宅しました。(事務局K)
現在、シジミなどの貝から毒が検出されたので採取できません。公害物質ではなく、時期がくれば解除されると思います。
2013年5月16日
事務局の水槽
臆病だけど、ひょうきんです。
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釣り上げたときは「グロテスク」という表現がぴったりなサカナです。
ヨシノボリやチチブなどのハゼの仲間はカワイイ顔をしたものが多いのですが、コイツは違います。
釣り上げて目と目が合ったとき、「目つき、悪っ。ぜんぜんカワイクナイな~」が第一印象でした。
でも、撮影用のアクリルケースに入れるとドス黒い体色が白っぽくなり、ヒレを広げると鮮やかな模様が浮かび上がってきました。
飼おうかどうか迷いましたが、興味があったので連れて帰ることにしました。
そして、早2年が経過しようとしています。成長速度は遅くなりましたが、釣り上げたときは7.5cmほどで、今は15cmぐらいになりました。
エサは主にクリル(乾燥オキアミ)を上げています。思っていた以上に獰猛で、臆病者。生きたメダカやヌマエビを入れるとすぐに食べますが、クリルやキャットなどを食べさせるには時間がかかりました。
昼間は土管の中でゴロゴロしていることが多いのですが、薄暗くなるとウロチョロしはじめます。イメージ的にはミニチュア・ライギョといったところでしょうか。
つい先日、土管の上でポーズをとっていたので「これはシャッターチャンス!」とばかり撮影しました。
ぜんぜんカワイクナイと思っていたサカナも、一緒に暮らす時間が長くなると情が移ってくるもんですね。
「どうです、この精悍な顔つき!」と自慢したくなります。
カワアナゴは大阪市内を流れる淀川や大川にもいっぱいいるぐらいだから、全国津々浦々の河川下流部に生息しているんじゃないでしょうか。タナゴほど鮮やかではありませんが、なかなか魅力的な日本淡水魚です。(事務局K)
2013年5月14日
事務局PC引っ越し完了!

やっとこさXP卒業です。
Windows8から初UP!
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XPには何の不満もなく、可能ならまだまだ使い続けたかったけれど、サポートが間もなく打ち切られ、ハードディスクからギーコーギーコーという音が・・・。
何をするにも動作がかなり遅くなってきたので、ハードディスクが完全に壊れる前にバックアップを取り、新しいPCを購入しました。
パソコン引っ越しソフトは旧と新のパソコンをつなぐだけでデータを全部移してくれ、チョ~楽ちん。ホント、便利になったもんです。
プリンタドライバも勝手に新しくダウンロードしてくれていたのでプリンターも以前に使っていたものをそのまま使用できました。
今のところ「Windows8ってスゲー!」って感じるところはほとんどなく、使い慣れているXPが恋しい今日このごろですけどね。
だけど、1つだけ目からウロコのソフトがありました。
NHCのホームページは「MOVABLE TYPE」というブログ用のソフトを利用しているのですが、記事のUPを簡単にしてくれる「Windows live Writer」というソフトがスゴいんです。無料でダウンロードできるのに「あんなこともできる、こんなこともできる」とサービス満点なのです。
まぁ、かなり以前からあるソフトなので何をいまさら・・・、と言う方も多いと思いますが、早くコイツを使って記事をUPしたいということでこのPC引っ越し記事を書いています。
そう、絵文字も使えるんです。
事務局KはかなりのPC音痴なので新しいパソコンを使いこなすにはまだまだ時間がかかりそうですが、早く人並みに追いつきたいもんです。
「Windows live Writer」を使えばホームページへUPするスピードも上がりそうなので、新しいコンテンツを増やしてやろうかなと計画中です。
新しい動画の編集ソフトも付いていたので、動画の再チャレンジも目論んでいます。
三日坊主にならないようにボチボチがんばりますので、もう少し勉強の時間をくださいね。
NHCメンバーからの新鮮な情報も大募集中で~す!(事務局K)
2013年5月13日
魚を増やそうプロジェクト<その2>
水産庁の田んぼ養殖のススメ。
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フナやドジョウ、モロコなどを田んぼで増やす方法を紹介したこのパンフレットは、
今年の3月に水産庁が発行しました。まだ出来たてです。
とても分かりやすく解説されているので「小・中学生向け?」と思いきや、そうじゃないみたいです。
内水面の漁業者向けなんでしょうけど、「漁業協同組合以外の人たちも、 この方法で川や湖の魚を増やせます」といった文言も入っています。
これは事務局Kの推測ですが、『義務放流量』をクリアできない漁協に対して、 国からのお助けマニュアルなのではないでしょうか。
漁協には漁業権が与えられる代わりに、漁業権魚種の増殖義務が課せられ、遊漁料や釣り場に見合った 『義務放流量』が定められます。
「放流する魚の購入資金がない」、または「放流予算は確保しても購入する魚や卵がない」 というケースもあります。このパンフレットは、 コストパフォーマンスに優れた魚の自給自足方法を国が漁業者に提案しているものといえるでしょう。
魚が増えることは釣り人にとってもイイ話。 漁協の活動が弱まれば釣り場環境の整備にお金をかけられなくなるので、 もっともっと「田んぼ養殖」をPRしてほしいですよね。
そして、釣り人は人手が足りない漁協の活動に積極的に協力すべきだと考えています (自分たちの釣り場環境をよくするためにも)。
NHCでも田んぼを借りられるのなら、ヘラブナやワカサギ、 ホンモロコの養殖にチャレンジしてみたいっス。そんなこと考えているのは事務局Kだけでしょうか?
◎漁業者の高齢化と漁村人口の減少を食い止めるために・・・
田んぼの養殖から話は逸れますが、水産庁では平成25年度から『水産多面的機能発揮対策』 という新規事業に取り組んでいます。
NHCが所属している(社) 全日本釣り団体協議会からこの新規事業に提案してみませんかと案内をもらって知ったのですが、その内容をチェックして「イイネ~」 と思いました。
水産業には水産物を安定して提供するだけでなく、さまざまな役割を担っています。 たとえば国境監視や海難救助をはじめ、多面的機能が国民を守るために発揮されているのです。
詳細は水産庁のホームページを見てもらいたいのですが、要するに漁業者の高齢化と漁村人口の減少で、 水産業の多面的機能が損なわれつつあるための支援策です。
この事業の予算は平成25年度だけで35億円。沿岸部の漁業が中心なんですが、 内水面も含まれるそうです。
自分自身、この数年は積極的に内水面の漁協関係者とコミュニケーションを取ろうと努めてきました。釣り場環境をよくするために、 釣り人の団体として何かお手伝いできないものかとイベントやワカサギの増殖事業などを提案してきました。
でも、ホームグランドにしている奈良県の釣り場においても、 漁協スタッフの高齢化はかなり進んでいます。 関東には若いスタッフが活躍している漁協はありますが、 関西では60歳代なら若い方で、70歳代が中心です。
「この先、釣り場の管理はどうなるんだろう?」とかなり心配になります。
NHCとして『水産多面的機能発揮対策』に何か提案したかったのですが、結局は動けずじまいでした。
この先、日本の漁業はまだまだ先細りになるのでしょうか。
それとも、若者にヤリガイが感じられる漁業の復活はあるのでしょうか。
自分自身、水産業にとても興味があるし、 なれるものなら漁師や漁協のおっちゃんをやってみたいと若いときから思い続けてきました。 メシを食っていけるだけの収入があれば、十分に魅力的な職業だと思うんですけどね。
話がいろいろ飛んでしまいましたが、 内水面の漁協の活動を活性化させるにはやはり釣りファンがたくさん訪れる釣り場環境作りが不可欠です。 魚を増やすことはその原点だと思うので、 NHCとして漁協の活動を支援していきたいなと思います。(事務局K)
2013年5月 7日
こどもの日は、こどもたちと・・・
Wヘッダーで狙いました。
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今年のこどもの日は好天に恵まれました。
この日に予定していた『津風呂湖コアユ釣り体験』が延期となっただけに、 あ~モッタイナイな~という気分です。
GW前半はコアユイベントの問合せに対応するため事務所に出ていました。 新聞や情報誌などで紹介されたこともあり、予想していた以上に申し込みや問い合わせが多かっただけに残念です。
それにしても、コアユたちはどこへ行ってしまったんでしょうかね。とても手軽に楽しめる釣りなので、 今年の5~6月は時間を作って奈良方面のダム湖でコアユ釣り場を開拓したいなと考えています。
ぽっかりと予定が空いた5月5日。コアユイベントを一緒に企画した久保一美さんからTELがあり、 「釣りをやってみたいという子どもたちが室生にくるので遊びに来ませんか?」とお誘いがあった。
室生のコアユも気になっていたので、 子どもたちと一緒にヘラブナとコアユを狙ってみることになりました。
今回、久保さんがヘラブナ釣りを指導した釣りボーイは、西宮市の田中健将(けんしょう)くん(中3)。 祖父母が久保さんと同じ榛原にお住まいで、「ヘラブナを釣ってみたい」ということで今回チャレンジすることになりました。
でも、ヘラブナ釣りって本当に難しい。待っているだけでは釣れないし、エサを付けるのも難しい。
狙ったタナまでエサのダンゴを持たせなければならないし、かといって硬すぎるダンゴだと見向きもしてくれない。アタリは小さいし、
エサを吸い込んだ一瞬が勝負です。
前日の4日は「まずは魚のアタリを体験しよう」と健将くんは底釣りにチャレンジ。 ヘラブナじゃなかったけれど、コイとニゴイをゲットしました。
そして2日目となる5日は事務所下のポイントで朝からバラケとグルテンの宙のセット釣りにチャレンジ。 昼間に少しコアユ釣りを楽しんだけれど、夕方いっぱいまでヘラブナを追いかけました。
大ベテランでも1匹釣るのに四苦八苦する状況だっただけに、この日はギルしか釣れなかったけれど、 こんなに一生懸命にがんばる釣りボーイを久々に見ました。将来が楽しみです。
最後の最後に久保さんが40.5cmのヘラブナを釣り上げました。さすがは先生です。
▲健将くんはブルーギル。先生が釣ったヘラブナがうらやまし~い。
お昼を食べた後は、健将くんの妹・まいちゃん(小6)と、弟・こうちゃん(小5) も一緒にコアユ釣りにチャレンジしました。
コアユイベントに備え、子どもたちにコアユを釣らせる練習です。
この日は副ダムの流れ込み付近でアユを探してみました。アユはすぐに見つかったけれど、サビキ仕掛け (空バリ)にはなかなか食ってくれません。流れに入ったアユはドブ釣り(毛ばり)の方がいいんでしょうかね。
結局、2時間ほど釣りをして、5人でアユ3匹とオイカワを数匹。 なんとか本命のアユを釣ってもらうことができたけれど、思っていた以上に厳しい状況でした。
「これが室生ダムのコアユで~す!」
小5の康成(こうせい)くん。
4.5mぐらいの竿なら手持ちで大丈夫です。
やっとこさ1匹キャッチ!
アユは自然繁殖しています。でも、本湖で群が溜まるところを見つけ出さないと数釣りは難しいかな、 という感じです。次回はもっと釣れるポイントを探しておくからね。
<P.S>
子どもの数、 総人口に対する子どもの割合がどんどん減ってきているというニュースでやっていましたが、 子どもたちって今も昔も釣が大好きです。
子どもの人口が減るのは仕方ないけれど、釣り好きの子どもの割合は増えてほしいですよね。
2013年5月 3日
魚を増やそうプロジェクト<その1>
津風呂湖で新たなチャレンジ!
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津風呂湖をはじめ、
吉野の豊かな自然をウリにして地域活性化に取り組む吉野町町議の辻本 茂さん。
釣りを楽しめる湖もまた大きな観光資源という観点から、 この春はワカサギ人工孵化器を導入してワカサギ増殖事業に取り組み、休耕田を利用したヘラブナの養殖にも着手しました。
釣りを地域活性化に結びけるには、 釣り場環境をよくして訪れる釣り人を増やしていかなければなりません。 すぐには結果が出ないプロジェクトかもしれないけれど、 数年先が楽しみです。
■津風呂湖漁協の新たな試み
この春から始まった津風呂湖のヘラブナ養殖。
どれくらいのスピードで育つのか、どれくらい魚影が濃くなるのか、その体型は・・・。
やってみないと分からないことが多いけれど、楽しみもいっぱいです。
この事業の目的は『ヘラブナの再生産性を高める』ためです。
この先、少子高齢化やレジャーの多様化で釣り人口の減少が予想され、 これまでの釣り場管理体制では現在の釣り場環境を維持することは難しくなるでしょう。
NHCが発足してからの10年を振り返ってみても、関西ではかなりの数のヘラブナ管理釣り場が廃業しました。
その理由はさまざまですが、需給バランスが崩れているのは明らかです。
釣り場の管理に苦しんでいるのは管理釣り場も野釣り場も同じです。 遊漁料を徴収して定期的に魚を放流しているダム湖などは管理釣り場という見方が正しいのかもしれません。
釣り人がどんどん増えている時代なら、魚をどんどん放流すればいいでしょう。
しかし、釣り人が減少すれば放流予算が削られます。
特にヘラブナは他の釣り対象魚と比べて放流した魚の再生産性が低く、 釣り場を運営していくうえでそれが大きなネックになっています。
ヘラブナの管理釣り場ではほぼ繁殖はしていないし、孵化したとしても小ブナはジャミのような扱いです。 ダムにおいてもバシャバシャとハタいてはいるものの、稚魚から大きく育っていく過程はあまり確認できません。
津風呂湖の場合、ブラックバスやアユは100%が自然繁殖だし、 この冬の釣獲調査で5年間も放流していないワカサギがかなり残っていることが分かりました。
ヘラブナも自然に増えて欲しいのですが、ヘラ師の要望は「魚を育てて欲しい」ではなく、 「大きなヘラを放流してほしい」です。
今回の休耕田を使った養殖事業に対しても、「魚を買って放流した方がいいのでは?」 という声もあったそうです。
釣り人にとっては小ブナは招かざる客かもしれないけれど、ヘラブナ釣り場の将来を考えると 『再生産性を高める』ことはとても大切なんじゃないかなと思います。
津風呂湖漁協の山本常次組合長は奈良県の内水面漁場管理委員を務められています。 「放流した魚を釣らせるだけなら釣堀と同じ。魚を育てながらいい釣り場を作っていきたい」 という釣り場管理の理念を以前に組合長からお聞きしたことがあります。
釣り人と漁協の考えには少しギャップを感じますが、将来に向けて『魚を増やしたい』 という漁協の思いは釣り人にも通じると思います。
ちなみに、津風呂湖では毎年4トンのヘラブナを放流されています。 今回のこの休耕田を利用した養殖事業は今のところこれまでの放流に代わっての事業ではありません。 あくまでもヘラブナたちが産卵したあとの卵・仔魚・稚魚を守って歩留まりを高めるという取り組みです。
うまく休耕田を活用でき、低コストで魚を増やせるお手本になってほしいですね。
もっともっと魚影が濃くなって、事務局Kのようなヘタッピでも2ケタ釣れるようになるのかな?
ワカサギとヘラブナの増殖事業で、津風呂湖から新しい風が吹きはじめました。 (事務局K)
以前にも報告しましたが、津風呂湖のワカサギ増殖事業も順調です。
<P.S>
全国的に休耕田を使った魚の養殖が盛んになりつつあります。 次回はそのことについて触れたいと思います。
2013年5月 2日
野釣りフォトダービーの検寸について
正確な検寸をお願いしま~す!
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NHC野釣りフォトダービーがスタートして3年目になりました。
NHCトーナメントが開催されていない地域のメンバーが増え、 野釣りファンのメンバーにもNHCの活動を楽しんでいただこうと始めた企画です。
遠く離れていても、一緒に競い合えるのがフォトトーナメントのいいところ。
釣り場の情報交換にもなるし、メンバーの親睦が深まればいいなと思います。
そこでエントリーするときのお願いなのですが、遊びとはいえ“1ミリ”を競い合う競技です。 体長が明確に分かる写真を送っていただきたく、よろしくお願いします。
↓くわしくはこちら
せっかく送っていただいた写真ですが、登録できないものもありました。
←この写真は芝生の上でメジャーが波打ち、メモリと魚が離れていたため体長を確認できませんでした。
←この写真はピントがあまく、メジャーがきっちりとセットされていないので正確な計測は難しいと判断しました。
昨年は大物を釣ったのに写真がうまく撮れていなかったというケースもありましたので、記録はしっかりとカメラにおさめてくださいね。 大物の写真、お待ちしております!(事務局K)