日本ヘラブナクラブ

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2013年2月24日

京都ぶら~り散策<2>

P2070050 淀川舟運が栄えた時代の

 京都の玄関口、伏見へ。

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明治時代に大阪・八軒屋(天満橋)と京都・伏見間を就航していた蒸気機関の外輪船。モダンですよね、今よりずっと。

 

 

 

 

 

「ここは昔、日本一栄えた港町だったんですよ」

先日、京都伏見からの帰り、前々から行こうと思っていた三栖閘門(みすこうもん)資料館へ立ち寄りました。

興味があった淀川舟運に関するさまざまな資料を見ていたとき、 入館者が私一人だったのでボランティアの語りべさんが伏見港や閘門の歴史を親切に語ってくださった。

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伏見港は豊臣秀吉が伏見城の築城にあたり、巨椋池に流れ込んでいた宇治川を伏見に迂回させ、開港させました (1594年・文禄3年)。この港から資材を運んだそうです。

太閤さんの死後も天下をとった徳川家康は伏見にとどまり、幕府直轄の城下町、宿場町、そして港町として、 伏見は京都の玄関口として江戸時代から明治時代まで栄えたそうです。 京都・大阪・奈良の流通の拠点であり、湧き水が豊富で酒蔵も多く、 さぞかし華やかな町だったんでしょうね

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三栖閘門は宇治川と濠川 (かつて伏見城の外堀でもあった運河)との水面の高さを調整する水門で、1929年(昭和4年)に完成しました。 その当初は年間2万隻を越える船が通航したそうです。

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賑わっていたころの三栖閘門。

 

 

 

 

 

 

ただ、淀川舟運も陸上交通(鉄道)が整備されるにつれて陰りが見え始めました。

1877年(明治10年)に東海道線の神戸・京都間、その翌年に京都・伏見間が開通し、三十石舟などは次第に姿を消したそうです。

昭和30年代に入ると車の普及とともに道路も整備され、さらに舟運の需要は低下。同38年に伏見港の埋め立てが決定。 その5年後に淀川舟運は幕を閉じました。

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いつの時代か聞き忘れたけど、大阪から京都へ行くのに12時間かかり、丸一日または一晩を費やしたそうです。 京都から大阪へ行くのは下流へ向かうので時間は半分、運賃も半分だったそうです。

伏見は豊臣秀吉の時代から長年栄えてきた町だから、見どころはいっぱいです。寺院や古墳はもちろん、 銀座発祥の地、市電発祥の地、両替商発祥の地・・・と○○発祥の地が多く、 酒蔵が多かったことから月桂冠や黄桜の記念館もあります。

そうそう、幕末動乱の舞台となり、阪本竜馬の定宿『寺田屋』も人気の観光スポットです。 竜馬はこの伏見港から新婚旅行に出かけたそうですよ。

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今回は時間がなくて三栖閘門資料館へ行って、伏見港公園をぐるっと一周しただけでしたが、 時間があるときにゆっくり訪れたいなと思いました。

4月からは観光遊覧船として復活した十石舟、 三十石舟の運行も始まり、濠川や宇治川派流から情緒ある風景を楽しめるそうです。 特にきれいのが桜の開花時期だそうです。

先日紹介した巨椋池はまったく見るところはなく、淀川淡水魚オタクしか興味が湧かないと思いますが、 伏見は歴史好きにはオススメです。

でも、桜が咲くころに休みがとれたら、やっぱり一発狙いでダムへ行くかな?(笑)

■釣り場としての伏見港公園周辺

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昨年、「伏見港公園でいいヘラ釣れるんですよ」と、ドンキー久保さんから情報をもらっていました。 久保さんはこのすぐ近くにお住まいですが、近すぎてなかなか行く気にならないそうです(よくある話です)。

また、ゼファーボートの平井さんはタナゴ釣りが大好きで、この周辺でもよく竿を出されるそうです。 カネヒラやヤリタナゴなら時期がくれば狙えるとのことで、小物釣りも楽しめます。

ブラックバスも狙えるということを聞いたこともあるので、琵琶湖疏水が水源の濠川や宇治川派流を釣り歩いてみるのもおもしろいかもしれませんね。

伏見港公園には駐車場があって、空いていれば水辺の近くに駐車することができます。最初の1時間が300円で、 そのあとは1時間100円なので、許せる範囲の駐車料金です。

<<<三栖閘門資料館>>>

<<<伏見港公園>>>


<P.S>

淀川舟運の資料を見ていると、昔の人の方が川や水辺に親しんでいたよな~、 と思ってしまいます。というよりは、日本において現在ほど水辺から遠ざかった生活をしている時代はなかったのではないでしょうか。

水辺をどこもかしこも立入禁止にしたがるこの国の常識は、 水辺に親しむことを大切にしている国の人には非常識、ナンセンスに思われることもあるそうです。

日本国内にも温度差があって、 利根川では舟運を復活させようと河川に港やスロープを作っています。流域の各自治体がそれぞれの施設を管理し、佐原には『川の駅』 なるものもあります。ボートスロープは使用時間が決められているけれど、自由にマイボートが持ち込めるようになっています。 関西人から見ればとても羨ましい環境です。

淀川も表向きは自由にボートで航行できるけれど、 ボートの持ち込みには制約がありすぎます。淀川舟運の復活はこの財政難の時代には難しいかもしれないけれど、もっと川を自由に開放して、 しっかりとしたルールを作ってほしいなと思います。(事務局K)

03:02

2013年2月21日

おかちんリポート全開 !?

P2110055 今回も内容てんこ盛り。

 ウインター関西第3戦

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←2人仲良くならんで大龍会長(手前)とおかちん殿

 

 

 

九州といえば釣りの王国だけど、ヘラブナ釣りにはそれがあてはまらない・・・。

でも、ヘラブナ釣りファンで『九州大龍会』を知らない人はいないんじゃないの? と、いうぐらい、 その大幹部、おかちん殿(岡村晃次さん)と大龍会長(中尾大龍さん)は今や全国区の人気者です。

ご存知の方は多いと思いますが、おかちん殿は『九州風来坊倶楽部』というブログの管理人さんで、 『ぶろぐ村・ヘラブナ釣りブログ』の人気ランキングはほぼ1位を独占しています。ホント、素晴らしい功績です。

同ブログに本日、2月11日に開催されたNHCウインターオープン第3戦(隠れ谷) のリポートがアップされました。

驚くほど濃い内容の超大作と思ったら、まだ前編だとか。後半はさらに動画が入ると予告がありました。

感謝感激です。

お礼の気持ちを込めて、1日1回、欠かさず"ポチッ"っとランキングボタンを押させていただきます。 NHCメンバーのみなさんもヨロシクです。

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←大龍会長とおかちん殿は、足して2で割ったらちょうどイイ感じです(体型も性格も・・・)。

 

 

 

今回の大龍会遠征は3連休を利用してのヘラブナ釣り三昧。NHCの大会はその3日目でした。 初日は関西が誇るヘラブナ釣りブロガー「もっちゃん」たちと釣りを楽しまれ、『九州風来坊倶楽部』×『もつぶら』 のコラボリポートもおもしろかったですよ。

<<<九州風来坊倶楽部>>>

<<<もっちゃんのぶら~り☆へら紀行2>>>

西日本はヘラブナ釣りの情報が少なく、ブログやSNSが大切な情報源になっています。特にブロガー諸兄には、 楽しい情報をどんどん発信してヘラブナ釣り界を盛り上げてほしいですね。

NHC事務局だよりも、『九州風来坊倶楽部』や『もつぶら』に負けないようにがんばりま~す。 (事務局K)

↓おかちん殿の作品です!

01:01

2013年2月18日

京都ぶら~り散策<1>

P2070008  ヘラブナの故郷は今・・・。

 伝説の湖、巨椋池へ。

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P2070089 昭和初期まであったんだよね、

ここに巨椋池が・・・

田園風景が広がる京都府南部。京滋バイパスや第二京阪が開通し、 地元の方以外でもこの付近を車で走ることが増えました。

今は見渡す限りの田園なのですが、ここに淡水魚の宝庫、伝説の湖・巨椋池があったんですよね。「巨椋」 と書いて、「おぐら」と読みます。

京滋バイパスには『巨椋池I.C』、第二京阪には『巨椋I.C』があります。 どちらもよく利用する道路ですが、いつも素通りP2070092 するだけでした。

先日、京都伏見にあるゼファーボートさんの事務所へお伺いしたとき、最寄I.Cが『巨椋I.C』 ということだったので少し大阪を早めに出発し、「このへんに巨椋池があったんだろうな」という付近を車で走ったり、 少しぶらぶらしてみました。

「何か巨椋池の名残を感じさせるような場所がないかな」と期待を寄せての散策でしたが、 あるのは田んぼ・畑・ビニールハウス・コンクリートで護岸された水路のみでした。

淀にある「京都競馬場の中央にある池が巨椋池の名残」と京都府のホームページ (京都府レッドデータブック)に記載されていますが、その程度しか残っていないようです。

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P2070009 P2070012 P2070008  先日、撮ってきた写真です。

<<<京都府レッドデータブック・ 京都競馬場調査>>>


■巨椋池はヘラブナのルーツ

ヘラブナの原種は琵琶湖・淀川水系の固有種「ゲンゴロウブナ」であり、 それを品種改良したものがヘラブナです。

1986年初版発行の江藤江舟著「ヘラブナ」(西東社刊)で、次のように記載されています。


文献によると、明治38年~39年頃、中河内郡瓢箪山(現在の東大阪市) の養魚家橋本福松氏が淀川で捕獲した体高の高いゲンゴロウブナと、八尾市在住の田坪房吉氏が宇治・ 巨椋池で飼育していた体高が高いゲンゴロウブナとを交配させ、これを原種として人工淘汰し、 体高が高く大きく成長するフナに創りあげたのが現在のヘラブナである。

その後、大阪の河内地方で食用魚として盛んに養殖されるようになったのは大正10年頃の話であり、 昭和17年、河内地方に淡水養魚組合が結成された時に特産の「カワチブナ」として命名された。


また、長年ヘラブナの研究をしてきた大阪府水生生物センターの淡水魚図鑑には次のように記載されています。


「カワチブナ(ヘラブナ) はゲンゴロウブナから作り出された養殖品種である。 明治末ごろに河内の人が淀川や巨椋池で採取した体高が高いフナを選び選抜淘汰を重ねてきた大阪府の特産魚である。


カワチブナの養殖は当初食用が目的で、アライや煮付けで食べられていました。今でも滋賀県をはじめ、 フナを食べる食文化はまだまだ残っています。

成長速度が早く、肉が多いフナを育てるがための品種改良だったのですが、 今となってはヘラブナは我が国を代表するゲームフィッシュです。う~ん、河内のおっさんの功績はかなりデカイといえるでしょう。 (笑)

■魚が大きく育った巨椋池

以前、水生生物センターの研究員の方に「ヘラブナのルーツはなぜ琵琶湖ではなく巨椋池なんですか?」 と尋ねたことがあります。河内に近かったということもありますが、巨椋池は琵琶湖よりも水温が高く、 富栄養化で魚が大きく育ったみたいですよ、とのことでした。

今はもうない伝説の湖なので調べることはできないけれど、 淀川にイタセンパラなどの固有種が多いのも、おそらく巨椋池の存在が大きかったと推測されています。 漁業が盛んに営まれてきたそうだから、淡水生物や野鳥の宝庫だったことは疑う余地もないでしょう。

ヘラブナだけではなく、淀川水系の固有種を調べていると辿り着くのが巨椋池。 イタセンパラなどの淀川水系の魚の話を聞きにいくと、いつもこの池のことが話題に上ります。その度に「あ~、見たかったな~、 ここで釣りをしたかったな~」なんて思っていました。

巨椋池は周囲約16km。 池というよりも湖の規模ですが、琵琶湖などと比べると小さめです。ただ、その大きさ以上のスケールだったと勝手に想像しています。 琵琶湖から流れ出した瀬田川(宇治川)は桂川、木津川と合流して淀川となり、大阪湾へ注ぐのですが、 この3大河川の合流地帯にあったのが巨椋池です。宇治川がダイレクトに流れ込んでいたため水はかなり動いていただろうし、 生き物にとっては楽園だったに違いありません。

さまざまな資料に遊水池と書かれていて、大水が出るたびに氾濫し、気候や天候によって大きくなったり、 小さくなったりしたそうです。まるで湖自体が生き物のようで、 大雨が降ったときなどは氾濫することで淀川の流量を抑える大切な役割を果たしていたそうです。

この巨椋池があった地域はもともと土地が低く、 埋立地ではなく干拓地のため、 今でも排水機場のポンプで水を宇治川へ流さないと水が溜まってしまうそうです。 今さら水を貯めても豊かな生物環境は戻ってこないでしょうけど、この素晴らしい湖を"伝説"にしてしまったのはただただ残念でなりません。

巨椋池に最初に手を付けたのは豊臣秀吉

京都の歴史や、淀川水系の生物に興味をお持ちの方は巨椋池のことをよくご存知のことと思います。 私自身は水生生物センターの方からお聞きしたり、ネットからの情報だけなのでそれほど詳しくは知らないのですが、 以前からとても興味があった伝説の湖でした。

私の回りにいるヘラブナ釣り仲間で、 「ヘラブナのルーツが巨椋池だ」ということを知らない方が意外と多かったので、 いい機会かなと思って紹介させていただきました。

巨椋池の改修は、豊臣秀吉が伏見城を築城した際にいくつもの堤防が作られたのが始まりです。その際に 巨椋池に流入する宇治川を伏見に迂回させる大規模な土木工事を行ったと伝えられています。

そして、昭和8年に干拓工事が始まり、 昭和16年に完成して消滅しました。 太閤さんの時代から昭和初期まで頻繁に改修が行われてきたそうです。

万葉の和歌に詠まれたことや、改修の歴史、古い地図、写真などがネット上でたくさん紹介されているので、 興味がある方はぜひググってみてください。

何度も言いますが、巨椋池が消えてしまったことはただただ残念です。

<<<巨椋池干拓地と周辺河川の治水>>>

<<<近畿農政局 巨椋池の歴史>>>

<<<幻想コラム 巨椋池>>>

<<<京都府レッドデータブック 巨椋池>>>

14:44

隠れ谷池のチェンジ

P2110024 魚の大型化と駐車場の整備、

 紀州へら竿の里が変わり始めた。

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←2013年NHC隠れ谷池戦の『美べらオブザマッチ』は前山智孝さんが釣り上げたこの魚かな。ウエイトは870g、 完璧なプロポーションでした。やっぱり魚にもイケメンが分かるのでしょうか・・・。

 

◎魚のクォリティーがもたらすもの

2011年の秋から放流するヘラブナを良型・美形に切りかえた隠れ谷池。 2シーズン目となったこの冬は明らかに変化が見られるようになりました。

もともと冬期に強い管理釣り場でしたが、以前は型より数釣り場というイメージでした。でも、 今回のウインターオープン(2月11日)では総重量戦(3時間)で上位2名が10kgをクリアし、 後半の5匹重量戦では上位5名が3kg台をマークするなど、寒さが一番厳しい時期のスコアとしては関東のメジャー釣り場級といえるでしょう。

時おりマブナ系の良型も交じるのですが、それはご愛嬌。まぁ、美人ばかりじゃ、 世の中おもしろくないですもんね。きれいな新ベラは思わず見とれるほどでした。

「数も型も・・・」という釣り人の欲望をいきなり叶えることは現実的に難しいのですが、 1年目より2年目、そして2年目より3年目と段階を踏んでクォリティーの高い魚を濃くしていく計画で、 今年の秋の放流でほぼ目標とするトン数に達するそうです。

「サイズを落としてもっとウキが動く方がいい」という意見もありますが、 600~700gの重量感を味わってしまうと8寸クラスの魚では何か物足りなく感じる釣り人が多いようです。 「大小の魚を混ぜて放流すればもっとウキが動くのでは」というのも素人の考えだそうで、大小の魚を入れると小型が主体に釣れて、 大型を放流する意味が薄れるそうです。

今回の大会では長竿の両グル組がいい思いをしましたが、 大型魚が濃くなれば偏りや場所ムラが解消されるそうです。短竿でグッドサイズがコンスタントに上がるようになれば、 魚の大型化計画が大成功ということになるのでしょう。


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「ぜひ、この美ベラを釣りに来てください」と紀州製竿組合の田中和仁組合長(竿銘は 「和彦」→「和人」に改名されました)。

和人さんは夢多く、理想が高い頼もしい組合長です。伝統を守りつつも、 改革に期待しておりま~す。

今回は「おもてなしのポーズ」 の依頼に、メ・いっぱいの笑顔でお応えいただき、ありがとうございました。(笑)

 


◎駐車場の整備と水車の導入、さらに浚渫計画も!

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隠れ谷池では前述の放流する魚のクォリティーを上げる以外にも、 今シーズンは地域ぐるみで釣り場環境を向上させようという動きがあります。

これまでは釣り場近くの道路が狭く、駐車場のキャパも十分ではなかったのですが、 堰堤手前の柿畑が駐車場として整備されることになりました。駐車場へ上がる道路も拡幅工事中です(※3月10日工事終了予定で、それまで迂回路を通行しないといけないのでご注意ください)。

駐車場の整備はまだ少し時間がかかるようで、完成するのは5月中旬とのことです。 車が大きな方には朗報で、大会やイベントが開催しやすくなるので集客数のアップも期待されています。

また、話は魚にもどりますが、いい魚を放流しても水がわるければ魚が働いてくれません。 隠れ谷池では水を攪拌する水車を導入し、さらに水質をよくするために浅場エリアを浚渫する計画もあると聞きました。

やはりヘラブナ釣り界を活性化させるには、一番大切なのは釣り場の環境整備だと思います。 隠れ谷のチャレンジに期待したいですね。(事務局K)


<P.S> もうすぐ、うれしい発表がありそう !?

隠れ谷池がある橋本市は紀州へら竿の里です。竹製へら竿生産の全国シェア90%を誇り、 和歌山県の伝統工芸品“第一号”です。さらに、今度は全国区の伝統工芸品にかなり近づいているそうです。

まだ正式発表は少し先になるそうですが、 経済産業省へのプレゼンテーションの報告などが荘志さんのブログにアップされています。

正式に認定されれば、NHCのホームページでも紹介させていただきま~す。 この認定は竿師さんたちの悲願であり、竹竿ファンにとってもうれしいですよね。

<<<荘志工房 新たな世界へ>>>

P2110028 さらにもう一つ、『HERA-1』 に代わる新たなイベントは6月の第1週に開催されることが決定しました。まだ日程だけですが、こちらの発表も楽しみです。

今年は紀州へら竿の里からHOTな風が吹きそうです。

 

13:23

2013年2月 7日

エレキと魚探を買いました。

P2050051 いや~、デフレを実感しました。

 エレキは三十数年前の3分の1に!

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NCM_0025 久々に大きな買い物をしました。

カラー魚探に55Lbsのエレクトリックモーターです。

 でも、FAXで送られてきた見積書を見て、思わず「安っ! 間違ってない? 」 と思いました。

エレキはハンドコンの安いモデルなんですが、初めてエレキを買った31~32年前と比べ、 価格が3分の1ぐらいになっていましたからね。性能もパワーも上がっているのに不思議です。

これってデフレ? それとも円が強くなったの?

 アベノミクスで円安が進んでおりますが、まだまだ強い円は健在だと感じました。

P2050052  魚探はとてもカワイイ乾電池式です。 モニターはスマートフォンぐらいの大きさですが、一丁前にカラーです。 最近のバスプロさんが使っている3次元タイプと比べるとオモチャみたいなものですが、ウデがウデなんでこれで十分な気がします。

実はバス釣り歴はとても長いのですが、魚探を買ったのは今回が初めてなんです。 水深や底質をチェックするフラッシャーは使ったことはあるんですけどね。まぁ、魚探を使うP2060059 ような高度な釣りをしなかった、・・・いや、できなかっただけなのですが、 トーナメントアングラーではないのでそこまで魚を追い回さなくても・・・という部分もありました。

でも、最近ハマっているワカサギ釣りにはやっぱり魚探があった方が便利だし、 魚の行動を知りたいので買うことにしました。

モノを買うと早く使いたいので釣りに行きたくなりますよね。皆さん、どんどん釣り具を購入しましょう!(事務局K)

22:39

【九州 大龍会】がHP開設!

P2100013 西からヘラブナ釣りを盛り上げる

 熱~い男たちの情報満載!

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P2100008 2月11日(祝)、隠れ谷池で開催されるウインター関西シリーズ第3戦に、 九州大龍会の中尾大龍会長と、広報担当の「おかちん」こと岡村晃次さんが参戦されます。ゆかいな仲間なので楽しみです。 NHCに参加される九州メンバーはいつも事務局Kよりも一生懸命写真を撮ってくださるので感謝感激です。

昨年は3名の九州男児がNHCに登録してくれましたが、P2100028今年はなんと既に4名が登録済み。遠く離れていても、うれしいじゃ、あ~りませんか。

でも、その距離を縮めているのは、九州メンバーの行動力に他ならないのですが、 おかちん殿が運営する『九州風来坊倶楽部』というブログも大きな役割を果たしていると思います。

実は九州のメンバーがNHCに登録する以前からこのブログはちょくちょく覗いていて、 「九州にも熱いヘラ師がおんねんな~」と思っていました。

昨年は隠れ谷池大会の前日に一緒に釣りを楽しみ、 夜は一杯飲みながら九州のヘラブナ釣り事情をお聞きしたのですが、条件が整った管理釣り場がない九州ではメーカーの競技会がなくなり、 トーナメントアングラーにはとても厳しい環境のようです。

でも、遠征費用を安く抑える工夫をして全国の予選会を転戦し、 地元九州では野釣りを中心にいろんなイベントを企画して西からヘラブナ釣り界を盛り上げようと頑張っておられます。 そのヘラブナ釣りの楽しみ方の上手さはとても勉強になります。

おかちん殿は「九州は一つ」とよく口にされますが、釣り人がまとまれば楽しみが広がり、みんなで釣り場を守っていくことができますからね。

そしてこの度、九州のイベント告知や釣果報告などをUPしていこうと『九州大龍会』 のホームページが立ち上がりました。

西日本でヘラブナ釣りを盛り上げていくには一に釣り場、二に釣り仲間です。 そして情報発信は釣り仲間を集める大切な役割を果たすので、みんなから注目されるホームページになることを期待しています。(事務局K)

dairyukai2010

 

←クリックしてね!

 

 

01:30

2013年2月 6日

義援金と一斉清掃

P2050057  赤十字社から受領証、

 日釣振から報告書が届きました。

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◎NHCの義援金 ←クリック

早いですね、あと少しで東日本大震災から2年です。

昨年の12月に送金した義援金の受領証が日本赤十字社から届きました。ご報告まで。

まだまだ復興は半ばなのかもしれませんが、「被災地では景気が上向いているよ」 と東北の知人から聞きました。日本ってやっぱり強いな、と思います。

ただただ原発事故だけが悔やまれます。


◎NHCの水辺感謝の日 ←クリック

P2050046 (公財)日本釣振興会の『水辺感謝の日・全国一斉釣り場清掃デー』 の2012年度実施報告書が届きました。

昨年は全国146箇所で水辺の清掃が行われ、14,058名が参加、延べ清掃範囲は303.5km、 回収ゴミ袋は6,504枚だったそうです。P2050048

NHCでは2011、2012年と2年連続でこの清掃活動に参加し、奈良県・ 室生ダムの湖岸清掃を行いました。

報告書のページをめくると、No.90にありましたよ、NHCの清掃リポートが!

おっ、マッツンとヒカル君の写真が載ってるよ~。

今年も水辺感謝の日に清掃活動をするので皆さん、ヨロシク!(事務局K)

01:04

2013年2月 3日

FショーOSAKA プチ・リポート

P1310002  スゴイ人・人・人。

 熱い釣りファン大集合!

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「おいっ、フライングやろ!」 と言いたくなるぐらい暖かい朝を迎えた2月2日(土)、『フィッシングショーOSAKA』 へ言ってきました。

NHCへらぶなトーナメントを応援してくださるメーカーも多数出展しているので、恒例のあいさつ回り& 新製品チェックです。

前日の業者日は前年の120%の入りだと聞きましたが、一般公開日初日もかなりの人出で 「ホントに不景気なの?」と思ってしまうほどの大盛況でした。

会場は釣り人の熱気もあってムンムン・ムシムシ。まだ立春前なのに春全開のインテックスでした。

いつまでたっても“へっぽこ”リポーターですが、 NHCスポンサーブースを写真で紹介しましょう。


■マルキュー・ブース

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「といちゃん」こと戸井田祐一さんは今年もバリッとスーツ姿でした。

このブルーのプライムエリアのライトへらバッグは今年のNEWカラーですぞ。 実は使いやすさと耐久性を高めるためにマイナーチェンジが施されています。

ロッドケースは少し幅を広げて収納力がアップ。さらに、 とっさの雨に備えてロッドケース用の簡易レインカバー付きです。

さらにさらに、見た目では分かりづらいけれど、バッグ& ロッドケースともにパイピングにハード樹脂を採用することにより、強度がアップしたとか。

今年もプライムエリアが釣り場を明るくしてくれそうですね。

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マルキューブース『スタジオ309』では名手・矢野 満さんが大活躍。 たくさんの人が集まっていましたよ。


■ハヤブサ・ブース

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『鬼掛』ブランドでおなじみのハヤブサさんのブースです。仕掛けに強いメーカーですが、 「フリーノット」というウェアのブランドも人気上昇中です。

「シンちゃん」こと斉藤心也さんが持つのは、光電子ハイブリッドダウン『鬼掛へらスカート』 の新色ライトグレーです。

 

 

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ハヤブサさんはあらゆるジャンルの仕掛けをリリースしていて、 名人をもうならせるワカサギやコアユの仕掛けもばっちりラインナップ。心也さんはもちろんヘラブナ担当ですが、 「ワカサギやコアユ釣りの担当もしてくださいね」とリクエストしてきました。


■がまかつブース

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おっ、昨年度のG杯へらの覇者・上村恭生さんと、熊谷 充さんがトークショー。 がまかつブースは今年も大人気でした。

がまへらシリーズのコーナーでは、『一彗』と『凛刀 迅』をチェックする方が多かったですね。

繊細なソリッドとチューブラーのハイブリッド穂先を持つ『がまへら一彗』は、 軽い小ウキ仕掛けを振り込みやすく、しかも野釣りの大型にも対応できるスペシャルな一本です。 あらゆるシチュエーションで扱いやすい竿を作ってしまうと本数が売れなくなりますよ、がまかつさん。

『がまへら 凛刀 迅』は旧モデルの引き性能に磨きをかけた硬調子。 低反発素材をうまくコンポジットすることにより、扱いやすさがグ~ンとアップして好評です。

がまかつブースでは人気のがまへらを曲げ比べすることもできるんですよ。

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がまへらを手にされている方は、がまかつNo.1のイケメン社員の伊藤宗利さんです。「うきまろ」 じゃないですよ。


■サンライン・ブース

P2020041  ヘラブナ釣り用の道糸・ハリスの開発に取り組むサンラインさん。

営業本部の和田 誠さんイチ押しは『パワードへら 奏』です。

昨年リリースされて話題となった奏は最先端のナイロンライン。驚異の強さと異次元の粘りがウリです。 トーナメントアングラーにも、大物派にも頼りになる道糸・ハリスです。

 


■東レインターナショナル・ブース

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▲東レインターナショナルの小川陽久さんと、名手・岡本啓司さん。

気になる将鱗へらにNEWアイテムが加わりました。岡本さんが手に持つのは将鱗へらSUPER PROフロロの“orange”です。強度と耐久性に優れた将鱗のNEWフロロ、楽しみですね。

バス ボートが2隻も展示されていた東レさんのブース。 前山智孝さんのセミナーは今年もたくさんのファンが詰めかけていましたよ。


■空Coo・ブース

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な、なんと、空Cooのブースで下野節が聞けるとは!

土屋直人さんや藤井正彦さんをはじめ、若手へら師たちもお手伝いしていました。


■初めての釣り教室

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4号館のイベントコーナーは「フィッシングスクール」や「体験マス釣り」が盛り上がっていました。

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ツッチーこと土屋直人さんたちは体験仕掛&釣り方教室で大忙し。「初めての釣り」 というテーマで初心者の指導にあたっていました。

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おいしさ満点「まんぷく屋台村」は大好評。 大奮発して1,300円のステーキ丼を食べました。なかなかGoodでした。(おしまい)

15:28

2013年2月 1日

ワカサギ研究者たちの集い

P1270021  今年の『ワカサギに学ぶ会』は

 長野市で開催されました。

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ワカサギは内水面の漁業、遊漁にとってとても重要な魚です。東日本や北日本では、この小さな魚が “大黒柱” になっている釣り場も少なくありません。

『ワカサギに学ぶ会』は、ワカサギの資源に関する研究を推進し、 水産資源としての管理技術や有効利用の向上を図ることを目的に発足しました。平成6年に第1回が行われ、 発足当初は北海道網走市が会場となっていましたが、道外からの参加者が増えたことで平成6年から各地で年1回開催されています。

この会のメンバーはワカサギの研究を行っている都道府県の水産試験場や試験研究機関で構成され、 ワカサギの増殖に取り組む各地の漁業関係者も多数出席されていました。

このような研究者の発表会が長野市で開催されることを野尻湖漁協の石田組合長からお聞きし、 今回の運営を担当する長野県水産試験場にNHCの取り組みを説明したところ、オブザーバーとして出席させてもらうことができました。

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■第17回ワカサギに学ぶ会 (平成25年1月29日/長野市生涯学習センター)

今回は16名の研究者がさまざまな研究データを発表しました。

テーマは次の通りです。

◎諏訪湖のワカサギ個体群について

◎網走湖におけるシラウオ卵の分布

◎霞ヶ浦北浦におけるワカサギの遺伝的集団構造に関する研究

◎阿寒湖におけるワカサギ収容卵数と漁獲尾数の関係

◎宍道湖におけるワカサギ漁業の現状とこれから

◎ふ化設備用水処理計画と実施例

◎霞ヶ浦北浦におけるワカサギの放射性セシウム濃度の動向

◎オオクチバス消化管内容物からのワカサギDNAの検出

◎十和田湖におけるワカサギとヒメマスの食関係

◎諏訪湖におけるワカサギとミジンコの関係

◎最近の河口湖におけるワカサギ不漁について

◎野尻湖におけるプランクトンの季節変化

◎ワカサギ杯頭条虫の分布と生活史

◎諏訪湖において確認されたワカサギに寄生するケンミジンコとニセエラジラミ類

◎高滝湖におけるワカサギの自然産卵と親魚採捕の試み


会議は朝の10時から夕方の5時まで、途中に休憩を挟んで7時間。 それぞれの研究発表のあとに質疑応答の時間が設けられ、内容が濃く、とても勉強になりました。

関西でワカサギを増殖していくにあたり、 いろんな方にお会いしてアドバイスをもらえたことがとても収穫になりました。

大阪から徹夜で走っていったので会議中に居眠りしないか心配でしたが、 興味のある話って眠くならないのが不思議です。これからは実践経験を積みながら、ワカサギやヘラブナ、コアユ、モロコ、タナゴなど、 淡水の釣り対象魚のことをいろいろ勉強していきたいと思います。

(五十の手習い・すっかり漁協のおっちゃん事務局K)


<P.S>

今回はたくさんの深イイ話を聞けたので、 少しずつNHCのホームページで紹介していこうと思います。お楽しみに。

ワカサギのことを深く語るには、 ミジンコやプランクトンの研究というところに行き着くみたいです。

でも、なんで奈良県には水産試験場がないの?

なんで関西の水産試験場はもっとワカサギのことを研究してくれないの?

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←眠い目をこすりながら長野へ向かいました。 ちょうど長野道の梓川S.Aに入ったころ、朝日に照らされる北アルプスがとてもきれいでした。

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