日本ヘラブナクラブ

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2012年1月30日

耐寒訓練 Part2

厳寒の布目ダムで3ケタ釣り!

ワカサギですけどね。

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▲「NBCチャプター布目」会長の長嶺晋二さん。

1月29日(日)、バス釣りの仲間に誘われて布目ダムへワカサギ釣りに行ってきました。 この日はボート4艇で広範囲をチェック。ワカサギがどれくらい散らばっているかが知りたかったので、 データ収集にはとてもいい機会になりました。

今シーズンの布目ダムのワカサギ釣りは解禁当初(11月)は不調で、 事務局Kも10月下旬の試し釣りでボーズを食らってしまいました。漁協スタッフの試し釣りも芳しくなく、 残念ながら12月上旬までは遊漁料が無料になりました。釣り人にはちょっとうれしいけれど、放流に投資している漁協としては痛手です。

その後、冷え込みが厳しくなるにつれて釣果は安定してきましたが、場所に恵まれ、 上手な方だと100匹をクリアできる状況。ワカサギ釣りは初心者で50~100匹釣れてほしいところです。

事務局Kが釜淵橋スロープで竿を出した12月上旬も橋脚のところだけにワカサギ釣りの方が集中していました。

布目ダムや上津ダムは「マキエ釣り」が主流です。 だからマキエで魚を飼い付けにするのである意味釣り人が集まる方が効率的といえます。

そこで気になるのがワカサギの絶対数と、拡散具合です。とても寒い一日でしたが、ワクワク、 ドキドキしながら出船しました。


■最高釣果は支流の上流部!

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朝7時30分に焼却場スロープに集合。7時過ぎに到着するとすでに仲間は準備中。 カートップボートを協力し合って降ろします。今回の参加者は関西で活躍するバスプロが中心で、布目ダムで活動する日本バスクラブ・ チャプター布目のメンバーです。

事務局Kはチャプター布目の長嶺晋二会長のボートに乗せてもらいました。 ドーム船や屋形船は天国ですが、ボートは陸釣りよりも冷え込みます。でも、“ピリピリッ” と小気味よいアタリが続くと寒さは頭から離れ、3連、4連で釣れると心はもうホックホクです。

長嶺艇が最初に向かったのはコスモス公園の少し南側にある支流です。 湖周道路を走ると橋が架かっている流れ込みで、その橋のすぐ下流側の水深11~12mラインにアンカーを下ろして釣り開始。 1投目からアタリの連続でした。

さすがはバスプロ、普段から魚探をかけてワカサギの動きや地形をチェックしているので、 ワカサギさえいればいつでもこの釣りの船頭さんができそうです。

長嶺会長は11時で50匹をクリア、午後に入って1時に100匹到達。 電動リールの事務局Kよりも早いペースでどんどん釣り上げます。 竿を2本出せばもっと数は稼げるのでしょうが、2人とも竿は1本。ガンガン釣れるというコンディションではありませんが、 4~5時間まったくアタリが途切れず、同じペースで釣れ続きます。だんだんと手が慣れてきたこともあって、 時間が経つにつれて数は伸びました。


■釜淵橋~別荘下エリア

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▲陸釣りの一番人気ポイント「釜淵橋」周辺。

他の場所も気になり、2人とも3ケタ釣りを達成したところで移動。行き先は先日、 ワカサギの大きな群がいたという別荘下。ここもワカサギが溜まるエリアだそうで、水深は9~10mラインでした。

この場所ではバスプロの神野さんと今津さんが朝から粘っていました。 そのすぐ近くに入れてもらいましたが、ペース的には昼すぎまで釣っていた支流の方がいい感じでした。

もう少し深場がいいのかなということで釜淵橋スロープの少し下流側をチェック。水深は16mですが、 穂先を震わすことはありません。深けりゃいいということもなさそうです。

その後、コスモス公園北側、ダムサイトのゴミ避けフェンス近くにある島周辺、 焼却場スロープ沖を釣って夕方に納竿しました。

最下流のゴミ避けフェンス近くでも1匹釣れ、粘れば何匹かは釣れたと思いますが、支流、 本流ともに上流部の方が魚は濃い感じでした。陸釣りのマキエが効くエリアだけに魚が集まっていることもなく、 思っていた以上に魚は広範囲に広がっていました。本日の結果は漁協にレポートを提出しなくてはいけませんね。

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▲エサはアカムシと紅サシ。アカムシの方が少し食いがよかったけれど大差なし。 サシムシは切った方が釣果UPしました。

<本日の釣果>

◎長嶺会長:156匹/◎事務局K: 117匹

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▲竿頭の長嶺会長。サイズがデカいのでずっしり!


■キャスティング&ズル引きスタイル!

ワカサギもルアーで釣っちゃう人たち

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▲この日のワカサギは底べったりでした。

別荘下で釣っていた神野さんと今津さんはバスタックルを使用。 ダウンショットリグのようにワカサギ仕掛けをキャストして、底をゆっくり引いてくる「ズル引き」スタイルでした。

少し前は魚探のモニターに丸くワカサギの群が映し出されそうですが、 この日は底近くで微かな反応があるだけ。魚は底べったりに広がっている感じでした。 これは支流で竿を出していた長嶺艇の魚探も同じような映像で、魚も下バリに食ってくる確率がとても高かったようです。

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▲これが今津さん作のワカサギルアー。

魚が底にいたからかズル引きスタイルもなかなか効率よく、圧巻は今津さんの対ワカサギルアーです。 フラスカート部分をジャストサイズにカットして、ワカサギ仕掛けのハリにセット。ズレないように瞬間接着剤で固定しているとのこと。 アカムシやサシムシをハリに刺すのは初心者にとって結構面倒な作業なので、なかなかグッドなアイデアです。

だけど、偽もんのエサを食べさされた後、人間に丸かぶり・・・。 魚にとってはかなり最悪な必殺技ですけどね。

■デカすぎる? 最長は14cm!

今回のワカサギ釣りはシシャモサイズが交じりました。アベレージは11~12cm、 1割ほどが13cm UP、最長はナント14cmでした。夏に安曇川で釣ったアユより大きかったですよ。間違いなく網走湖産なんでしょうが、 ここまでデカくなるかというサイズでした。後日、釣り界のモコミチ、かもめさんがいろんなワカサギ料理をレポートするのでお楽しみに!

13cm UPがくると竿をのされそうになりますよ(それはウソです)。

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▲最長14cm。自己新記録です。 「NHCワカサギダービー」でも企画しようかな。


ボートからのワカサギ釣りはおもしろい

 

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「関西にもドーム船や屋形船があったらな・・・」と思う前に、 関西にはボートからワカサギ釣りが楽しめる釣り場さえありません。数日前にUPされていた「みさき爺の釣り日記」 では釜淵橋で釣っている方の釣果は20~30匹だと紹介されていましたが、ボートからだと竿1本、マキエなしで普通に3ケタ釣りができます。 マイボートや魚探、エレキなどの準備は大変ですが、「手軽にボート釣りができる釣り場があればな~」と思います。

布目川漁協はヘラブナ釣り師が考えている以上にワカサギ釣り場の整備に力を入れています。 「漁協の活動や収益」という観点から、ワカサギ釣りの大漁・ 不漁は布目ダムの釣り場管理やヘラブナの放流活動にも影響を及ぼします。

同じフィールドを使用するヘラブナ釣り師、ワカサギ釣りファン、バスアングラー・・・。 たびたびトラブルになることもあるのですが、同じ釣りを愛する者同士、 協力しあって釣り場の整備や漁協の活動をサポートしていけたらなと思っています。なんといっても釣り界を活性化させるためには 『いい釣り場環境』が不可欠ですからね。

関西の内水面漁業活性化のためにこれからもワカサギ釣りを応援していこうと思っています。 2年連続で中止になってしまった布目湖ワカサギ釣り大会ですが、来シーズンは成功させたいですね。釣り人の皆さん、ギョーカイの皆さん、 サポートよろしく!(事務局K)

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2012年1月30日 12:59