日本ヘラブナクラブ

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2011年9月30日

前日から突撃で~す!

布目ダムで直前プラです。

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▲8月はココがよかったんだけど・・・。

29日(木)もドンキーさんはプラクティス。大会前日の30日は事務局Kも現地入りです。 今月はもっと野釣りに行く予定でしたが、 台風にも邪魔されてなかなか釣りに行けませんでした。だから、 せめて前日だけでもがんばります。

29日はダークホース的な「副ダム」がよかったとドンキーさんからメールをいただきました。 気になるのは、迷ったら入ろうと考えていた釜淵橋で釣っていた人が午前中にオデコを食らっていたとか。手堅くいくならゲートボール場なのか・ ・・。明日はまず、昨年よかった別荘下から攻めてみようかな・・・。

う~ん、頭の中がぜんぜん整理がついていません。バス釣りなら「ランエンドガン」とか 「パイロットルアー」とか短時間で見極める方法もあるのですが、 ヘラブナ釣りはじっくりと腰を落ち着かせて釣らないと結果が出ないので難しい。でも、あれこれ考えているのが楽しいんですけどね。

もじりを見て、出たとこ勝負でがんばります。

雨模様の天候がいやですが、サトジュンさんは雨が降ると人が少なく、 よく釣れるので雨を待って釣りに行くこともあるそうです。本物の野釣りマンは違いますよね。

釣況を聞きたい方はTELください。留守電になっていたら、めちゃ釣れか、昼寝かのどちらかです。 (事務局K)

 

00:19

2011年9月29日

食欲の秋・其の二

近すぎる場所に串かつ屋がオープン!

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▲ソースは共有です。もちろん2度浸け禁止です。

事務局から20歩ほどのところに串かつ屋「よってこ」がオープンしました。「ドリンク全品180円 !」に誘われて、「よってこ」ということになり、お腹いっぱい串かつを食べました。

少し涼しくなると食欲が出てきます。「おからクッキーダイエット」をまだ続けていて、 昼食はクッキーだけで済ましているのに、夜に揚げ物を食べていたら一緒ですよね。でも、 ガマンばかりだとダイエットも続かないので、たまにはビールでドカ食いです。

この店の店長は24歳だそうで、若いスタッフがいっぱい。天満は安くて美味しいお店が並ぶ激戦区なのでがんばってほしいものです。 この日はオープン記念でドリンクが安くなっていて2人で4,600円。串かつ屋なのに店長のオススメはカツオのタタキで、 おでんも美味しかったです。

NHC事務局が天満に引っ越してもうすぐ2年になりますが、まだまだ夜の天満は制覇できていません。 いつも満員で行列ができているワイン居酒屋や、メキシコ風の焼き鳥屋さんがあるのですが、並ぶのがきらいなのでまだ一度も行ったことがないのです。 この秋は辛抱して並ぼうかな。

夜が長くなってきましたので、「今晩ひまやな~」と思ったら、ぶらっと天満に遊びにきてくださいね。 (事務局K)

01:45

2011年9月28日

食欲の秋・其の一

初めて食べたよ、信州サーモン

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▲とってもきれいなサーモンピンクです。

ひだ池の大会の後、今回はそのまま仕事で信州・野尻湖へ行きました。 ひだ池大会の朝もかなり冷え込みましたが、信濃町は毛布と布団にくるまってちょうどいいくらい。 フリースと薄手のダウンが欲しいほどでしたよ。

長野道で野尻湖へ向かう途中、夕食はお気に入りの『梓川S.A』でとることにしました。 急いでいたのでファーストフードにしようと思っていたけれど、レストランの前を通ると「“おすすめ”信州サーモン丼」 のポップが目に飛び込みました。どんぶりとしては少し高めの1,150円。でも、 前々から食べてみたかった信州サーモンなので迷わずレストランへ入りました。

信州サーモンは長野県水産試験場で作られた新種のトラウトサーモンです。お母さんがニジマス、 お父さんがブラウントラウトで、すべてメスなんだけど遺伝子構造は卵をつくらない三倍体。 卵に栄養をとられないので短期間にバカでかくなります(2年で50~60cmぐらい)。

「信州サーモンを管理釣り場に放流すればおもしろいんじゃないの」と考えましたが、長野県としては 「美味しい魚」として売り出したいため、釣りの対象魚にはしたくないそうです。あ~、もったいない。

お味の方はなかなかグッドでしたよ。脂がのっているけれど、さほど生臭さはなく、 「あっさり系のトロサーモン」といったところです。 キングサーモンほどの旨味はないけれど、塩鮭にするドッグサーモンよりははるかに美味しいです。今度は塩焼きが食べたいですね。

長野県ではかなりメジャーになってきた信州サーモン。 長野県へ行くことがあったら一度食べてみてください。(事務局K)

写真:信州サーモンのポスター。クリックすると拡大します

<<<信州サーモン>>>

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▲早朝の野尻湖。黒姫山(左)と妙高山(右)がくっきり見えました。

 

 

<P.S>

ヘラブナの管理釣り場も三倍体の巨ベラをバンバン放流できないのかな。 基本的には自然界には放流してはいけないことになっているけど、管理釣り場だと問題はないと思うんですけどね。

 

 

00:06

2011年9月27日

超・超人

89歳、仕事も釣りもバリバリ現役。

ひだ池の“ナシ爺”梅村茂男さん

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先日のNHCひだ池大会は台風の影響が心配だったので前日に会場入りしました。昼前に到着すると、 濁りは回っているけれど、トヨタの休日ということでウィークデーにしては釣り人が多く、 竿も適度に曲がっていたのでひと安心。もちろん夕方いっぱいまで釣りを楽しみました。

4人の常連さんたちが並ぶその半対面で釣りの準備をしていると、そのグループの一人から「この人、 89歳なんだよ。もう元気過ぎて、口が達者で・・・」とご長老へら師を紹介されました。冗談が飛びかい、とても楽しそうなグループ。 「いい釣りしているな~」とひと目で分かりました。

実は「老後にどうやって楽しく釣り三昧の生活を送るか」ということが、 今の自分にとって大きなテーマになっています。何歳まで釣りができるのだろうかということもよく考えます。 だから、 89歳でどれだけの釣りができるのかがとても興味が湧いてきました。 もちろんこの年齢になると個人差はあるし、すでに三途の川を渡ってしまった方も多いでしょう。 見ている以上に繊細で俊敏な動きが求められるヘラブナ釣りを誰の手助けもなしに楽しめるのなら、きっと“超人”だと思いました。

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■お~、話をしながら3連発!

いきなり超人にアレコレと話を聞くのも失礼かなと思って、 まずは釣りをしながら常連グループの世間話に交ぜていただきました。お名前を伺うと、梅村茂男さん。大正11年生まれで、 週に1~2度ひだ池に通われているという。

隣に座って釣りを見せてもらうと、誰に手伝ってもらうこともなく、 仲間との会話を楽しみながらエサを打ち返す。「やっぱり超人だ」と思ったので、 「NHCのホームページで梅村さんを紹介させてもらっていいですか?」とお願いすると、突然のプチ取材を快く引き受けてくださった。

15分ほど話を伺ったり、写真を撮らせてもらっている間に3匹のグッドサイズをキャッチ。 釣りの腕前もバッチリで、ただの超人ではない超・超人であることが判明しました。

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■元気の秘訣は“おしゃべり”です!

梅村さんは戦争を経験していて、シベリア帰りだと仲間の一人が教えてくれました。 ほとんどの仲間が前線部隊で戦死するなかで梅村さんが生きて日本に戻れたのは「炊事軍曹」として兵隊さんの食事を作っていたからだそうです。

九死に一生を得たうえに、この歳になるまで仕事も釣りも現役バリバリ。きっと「何かを持っている」 人なんでしょうね。

仕事は農園の経営です。今は息子や孫が後を継いでくれているそうですが、 梅村さんもまだトラクターやユンボを巧に操っているそうですよ。釣りなんかはまだまだ朝飯前ってことです。

池の事務所で販売している梨は梅村農園さんで収穫したもので、梨と桃をメインに作られているとのこと。 常連さんたちの間では「ナシ爺」と呼ばれているそうです。

十分に梅村さんのスゴさが分かったところで「その元気の秘訣は?」と尋ねたら、 「やっぱりオシャベリだな」と言ったあとに「チ●コも立たねぇし」とこちらが期待している以上の答えを返して笑わせてくれます。 この歳になったらエロ話もどことなくユーモアに包まれ、これこそ老人力のなせる業なのかもしれません。

梅村さんの横に500mlのコーラのペットボトルが置いてあったので、「飲み物も若いですね」 と声をかけると、「コーラは1日2本は欠かさず飲むよ」とのこと。「この人、オニギリ食べながらコーラ飲むんですよ、 食生活は若もんとかわらないですよ」と仲間が教えてくれました。

ちなみにコーヒーはきらいだそうで、「コーヒー、あれは毒だよ」と、またまた笑わせてくれました。

■マッハ大好き。両ダンゴで軽快な釣り

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この時期はもっぱら両ダンゴだそうで、この日の道具立ては短竿チョーチン。エサを見せてもらったら、 大袋の「バラケマッハ」が3袋!その他「だんごの夏」「天々」「グルバラ」を含めた4種類が愛用品だそうです。大好きな「マッハ」 がベースで、それに「夏」を加え、「天々」か「グルバラ」のどちらかで粘りを調整するのが梅村流。

「この池はあまり大きなエサを打つと上ずるので、 小さなエサでしっかりとタナに入れていった方がいいよ」とアドバイスをいただきました。

■荷物運びもすべて自分自身で!

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梅村さんは「歩くのが遅いから」と仲間より少し早めに釣りを止めて引き上げられました。 釣り台を使用しているので人より荷物は1つ多いけれど、キャスターは使わず、大きなバッグをタスキがけにしてすべての道具を自分で運びます。 最後の最後まで感心させられました。

この人は紛れもなく、超・超・超・超人。「みんなに教えてあげなきゃ」ということで、 NHC事務局だよりにご登場いただきました。

次回ひだ池でNHC大会を開催するときには、ぜったいにスペシャルゲストとして「ナシ爺」 に出場していただこうと思っています。いつまでもお元気で!

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今回はナシ爺にいっぱいパワーをもらったので、NHCの年寄り軍団もまだまだがんばんべ~。 (事務局K)

12:25

2011年9月22日

最新ひだ池情報(9・22)!

大会前日、みんなのためにプラクティス!

最大は42cm、両ダンゴでした。

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関西シリーズ第4戦「ひだ池」戦の前日、藤原道明さんとプラクティスしました。 台風前の豪雨でひだ池も固定桟橋が水没するぐらい水位が上昇したそうですが、お昼前に池に到着したときにはほぼ平水位に戻ってました。 まだ少し濁りはありますが、徐々に回復傾向。 大会本番にグッドコンディションになってくれるといいんですけどね。池自体に大きな被害がなく、何よりです。

この日は節電対策で平日に休日が振りかえになっているトヨタの休日のため、釣り人の多さにビックリ。 さすがはトヨタの城下町です。関連企業を含めると、そうとうな人なんでしょうね。

事務局Kは荷物をできるだけコンパクトにしたかったので、両ウドンの底釣りで通しました。 釣果は桟橋内向きが安定しているそうですが、翌日のことも考えて外向き15尺でチャレンジ。かろうじて10匹達成しました。

でも、ご心配なく。それほど厳しくはなく、 両ダンゴのチョーチンでコンスタントに竿は曲がっていました。前評判通り、底よりも宙の方がいい感じでした。

藤原道明さんはチョーチンとメーターを両ダンゴで攻めて、最後にこの日最大の42cmゲット。 ニコニコで納竿しました。

人が並ぶと状況は変わるかもしれませんが、まだまだ両ダンゴが楽しめる活性の高さでした。 あまり役に立たない情報でしたが、それでは皆さん、Goooood fishing!(事務局K)

 


 

※事務局担当者が関西シリーズ第4戦(ひだ池)の運営の後、そのまま長野へ仕事で移動するので、関東シリーズ第4戦・ 関西シリーズ第4戦の成績は26日(月)以降になります。できるだけ早くUPしますので、首を長~くしてお待ちください。

17:48

2011年9月21日

決戦前の布目ダムHOT情報

近づいてきました『NHC野釣りオープン第2弾』布目ダム大会(10月1日)。「サトジュンさん」 こと佐藤順一さんが参加者のために布目ダムの近況をレポートしてくれました。みんなでありがたく参考にさせていただきましょう! アリガトゥ~(事務局K)

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「秋はタナを釣れ!」

秋本番を迎え、布目のヘラは活性UP!

レポート:佐藤順一

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9月半ば、布目ダムへ行って来ました。10月に開催される『NHC野釣りOPEN』 のプラを兼ねての釣行です(多分参加できると思います)。参加される皆さんのため、 近況を報告しておきますね!

台風12号の影響で激しい増水が心配されましたが、現地に行って見るとそれほどの水位上昇はなく、 水質もいい感じでした。布目ダムは夏以降、副ダム周辺(上流)に多くのヘラが集まる傾向があり、釜淵橋下のスロープ、 その対岸にある岩盤の岬、副ダムのすぐ下にあるデカイ岬の通称「別荘下」、そしてその対岸のゲートボール場下と、 この3~4ポイントが主な狙い場となります。それと意表をついて副ダムの底釣り(全体的に1本半ぐらいで浅いです)という手段もありますが、 まぁ副ダム下のポイントがメインになると思われます。

今回の釣行はゲートボール場下を選択したんですが、1日両ダンゴで反応があり、 数型ともに満足できるものでした。サイズは尺から尺2寸クラス、数は30枚ほどです。 今大会は「5枚重量」ではなく「2匹長寸」で競われるとのことで、ヨタのガリガリでもいから長いヘラを釣らなければなりません・・・ (このダムにはそんなヘラは少ないけどね)。

この原稿を書いている時点でまた台風(15号)がやって来ています。 状況の変化が見られるかもしれませんが、1日やった感じを報告しましょう。

朝7時ぐらいから15尺タナ2本の両ダンゴでスタート。ダンゴ針6号にハリスは上40cm、 下50cm。しばらくすると泡付けが出てきましたが、当たらず受けもなし。棚を2本半にしたところサワリが出だすもアタリに繋がらず。 そこでハリスを上50cm、下70cmに変更するとナジミ際に鋭いアタリがあり初ヒット!その後しばらくその状態で釣れ続けました。

日射の影響で水温も上昇し、ヘラの量が増え始めるとタナがどんどん上がってきて、 最終的には1本半でハリスも元の長さに戻り、夕方になるとさらに受けが激しくなり、上30cm、下40cmにまで縮めました。 13尺ぐらいで軽いウキを使ったメーターの釣りでも良かったと思います。

秋本番を迎え、ヘラの活性も上がってきました。「秋はタナを釣れ」と言いますが、 野釣りは特にその傾向が強く、アタリがなければタナを探り、それでもダメなら竿を長くするといった策が求められます。 私が当ダムで50上を釣った時は、両ダンゴでヘラを集めてから両グルに変えた途端にヒットしました。デカイヘラはやっぱり白餌なのかな?  大会までにまた釣行する機会があると思いますので、激的な変化があったときはまた報告します。ダムのヘラ釣りはおもろいで!!

<当日の餌>

◎午前: ベーシック[2]+グルダンゴ[1]+オールマイティー[1]+ミッド[1]+水[1.2]

◎昼: ガッテン[2]+浅ダナ[2]+パウダーベイト[1]+水[1]

少し練り気味ですが、ボソが残るぐらい。両方ともタナに入ってしっかり芯残りしていることが大事でした。 他に食いが悪くなったらトロ巻きや固形セットの釣りもアリ。
ひょっとしたらグルテンセットもいいかも(ただし水温の高いうちはカラツンばかりになるので注意!)。ご参考まで。

それでは皆さん、秋のダムを楽しみましょう。

<<<NHC野釣りオープン第2戦開催要項>>>

<<<事務局K・ 布目ダムレポート(8月)>>>

15:08

2011年9月16日

ウインター関西シリーズ(案)

開催回数と会場で悩んでいます。

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今年も早いものでもうレギュラーシリーズ戦も終盤にさしかかりました。 そろそろ2012年ウインターシリーズの開催要項をまとめ、 会場を手配しなければならない時期が近づいています。

関東地区では鈴木大会委員長を中心に日程・会場の調整が進んでいますが、 関西は会場の選択肢があまりないことからまだ白紙状態です。

今のところ選手から出ている要望は 「清和台天神釣り池を入れてほしい」という1件だけです。その理由は次の2つです。

1) 水深があって冬期に釣果が安定していること。

2) 場所ムラが少ない事務所前の2本の桟橋でフラシが使えるようになったこと。

ここ数年は「甲南」「水藻」「隠れ谷」の3会場で回していますが、「天神」 を追加すると計4回になります。これ以上大会回数を増やすと運営面で厳しいところもあるので、もしウインターが4回に増えるなら、レギュラーシリーズ戦を5回→4回に減らして開催回数を調整したいと考えています。

NHCへらぶなトーナメントは現在、『ウインターシリーズ』と『レギュラーシリーズ』 の2つのシリーズ戦を開催しています。以前はレギュラーシリーズをメインとしていましたが、 冬期は他のイベントごとが少ないことから参加者数はウインターシリーズの方が多くなっています。 それならばウインターシリーズを盛り上げるのも1つの案かもしれません。ただ、厳寒期はタフなゲームになることが多いから、 初心者のことを考えると暖かい時期の方がいいのかなとも思えます。

検討したいのは次の2つです。

◎ウインターに「天神」戦を追加して全4大会にする。

◎レギュラーシリーズ戦を1回減らして全4大会にする。

※ウインターシリーズの開催要項は次回、9月23日(祝)の「ひだ池」 戦のときに決めてしまいたいので、何かいい案をお持ちの方はご提案ください。(事務局K)

<<<Eメール>>>

 

00:22

2011年9月15日

その手があったか・・・“うどんの宙”

初心者・子ども対象の釣り教室では、

両うどんの宙釣りが最強ウエポン?

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先日、王仁新池釣りセンターのうどん床釣り大会に出たときのことです。 競技終了の合図の後に道具を片付け始めたら、「これからがお楽しみタイムなんですよ」と前山智孝さんから声がかかった。

競技終了が4時30分だったので「まだ釣りできんの?」と聞き返すと、横にいたオーナーの村岡さんが 「暗くなるまでもう少し時間があるから30分ぐらいは大丈夫よ」と言ってくださったので、もう一度この日使った8尺竿をセットしました。

前山さんが「お楽しみ」と言ったのは、もう競技が終わったから「両うどんの宙釣りができますよ」 ということだった。仕掛けもウキもエサもそのままで、ウキ下だけを浅くしただけなのですが、1投目から連チャンが続きます。魚は「宙は安心」 と思い込んでいたのか、ズボーッ、ズボーッとウキが消しみ、お楽しみどころではない大フィーバーです。

競技中は“床シバリ”だったのでなかなか食いアタリを出せず、 10分ほどだけ矢野さんになった気分で入れ食いを楽しみました。自慢したいところですが、 たぶん誰がやってもガンガンに釣れる「両うどんの宙釣り」の時合でした。

胸がスーッとしたところで気持ちよく納竿。道具を仕舞いながら考えたのは「今度NHCで釣り教室をするならこの釣り場やな」ということでした。


■“エサ付けが簡単”に注目!

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NHCは昨年までの5年間、『へらぶな釣り体験教室』を年2~4回のペースで開催してきました。 関西では水藻フィッシングセンターを会場に秋と春に1回ずつ実施。参加者も平均30~40名ぐらい集まるようになり、 多いときは50名を越えたときもありました。

この釣り教室は想像していた以上にファミリーで参加する方が多く、 年齢の比率では小学生がトップとなり、「子ども釣り教室」といった雰囲気でした。 今どきの子どもたちは学校で水辺に近づくことを禁止されているので、子どもたちが釣りを体験できるイベントは、 長い目で見れば有意義だと思います。

ただ、子どもたちの参加が増えたことで、スタッフの確保が少しずつ大変になってきました。ちょうど水藻フィッシングセンターではMFCシャインの大伴会長を中心に池主催の「ヘラブナ釣り教室」 が月1回ペースで開催されるようになったこともあり、NHCへらぶな釣り体験教室はもう一度運営態勢をしっかり立て直そうと、 今年は教室の活動を一旦休止しました。

これまで「へらぶな釣り体験教室」を続けてきて感じたことは、 海釣り公園やルアー釣りの釣り教室と比べると魚は釣り上げやすいのですが、 教えるのに人手がかかるので大変だということでした。それは、ダンゴをハリに付ける難しさといえるでしょう。 大人でもなかなか丸めるのは難しいですからね。

それを打開してくれるのが『両うどんの宙釣り』のような気がします。ペレットをまぶしたうどんは、 ダンゴやグルテン、ミミズ、ゴカイ、アカムシなど他の釣りエサよりもずっとハリに付けやすく、場所と時期さえ合えば誰にでも釣れます。 うどんは難しい釣りを簡単にしてくれる魔法のエサだと感じました。

まずは両うどんの宙釣りから入り、底釣りや麩エサの釣りへ移行する流れを作るのもいいかもしれません。


■王仁にベテランもビギナーも多い理由

初心者を対象とした釣り教室で一番大切なことは、イベントの後のフォローだと思います。 年に数回の釣り教室よりも、いつ釣りに行っても楽しめ、 適切なアドバイスをしてもらえる釣り場環境こそ多くの釣りファンを育ててくれるといえるでしょう。そのためには釣り場の “ヤル気”が求められます。

今回、 王仁新池釣りセンターに出かけて、私自身が以前から「こんなのが欲しいな」と考えていたシステムや環境が幾つかありました。 常連も多いが、 初心者も多い王仁新池には、関西の他の管理釣り場にはないものが備わっているのです。

それは・・・、

<1> レンタル道具 & エサ付き

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初心者でも気兼ねなく使えるレベルの道具が揃っています。魚を釣るには十分なタックルで、ハリも交換OK。エサはもちろん「うどん」です。

<2> ちょい釣り料金システム

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▲このシステムに感激しました。マイ・ボール、マイ・シューズ持参だったら、 人気のボーリングでもする人がガクッと減るでしょうからね。

すべて“コミコミ”で2時間1,000円ポッキリ。手ぶらで2時間バッチリ遊べます。 飽きっぽい子どもにはちょうどいい長さかもしれません(ちなみに3,000円ポッキリで終日OK)。

<3> くつろげるスペースがいっぱい

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関東の人気釣り場にはいろんな面で及びませんが、屋根がある桟橋もあるし、 至るところに休憩所があります。出前ですが、中華・お寿司・弁当が注文できます。

<4> 「駅」「高速I.C」ともに近い

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▲池からこの距離に駅があります。

JR片町線(学研都市線)藤阪駅からすぐ。改札を出たら池が見えています。 常連さんにはロッカーがあり、十分に電車で通えます。また、第二京阪が開通し、車も電車も交通の便がよく、大阪だけではなく、 京都や奈良からも便利な位置にあります。

<5> オーナーがヤル気満々

 来年1月中旬から改修工事に入り、 2月にリニューアルオープン。関東の池にも引けをとらないほどの放流量を誇っています。平日にも釣り人が多く、 オーナーの人柄や居心地のよさでベテランが多く、大助賞(買取)や大会も常連が楽しみにしている企画です。 <1><2>のシステムからも分かるように、新しい釣りファンの開拓にも熱心で、 王仁新池釣りセンターはまだまだ可能性を秘めた管理釣り場だと感じました。(事務局K)

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▲左がオーナーの村岡治夫さん、右が前山仁孝(アニキ)さん。村岡さんは長年、 副業としてこの池を運営してこられましたが、今は本業をリタイヤして池の運営に専念されています。前山ファミリーは自宅から近いこともあり、 この池の常連です。

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▲いろんなサービスがあるのも魅力です。

17:01

2011年9月12日

ディープな世界

王仁新池釣りセンターで

ベテランにもまれてきました。

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9月12日(月)、この秋に予定しているNHC初のウドン底釣り大会の会場『王仁新池釣りセンター』 (大阪府枚方市)へ後藤田義臣さんと行ってきました。

NHCで初めて借りる会場なので、あいさつと打ち合わせのためですが・・・、この池には「月曜会」 というのがあって、毎週月曜日は「うどん床釣り大会」が開催されています。 高水温期の両うどんはまったく自信がなかったけれど、当たって砕けろで参加してきました。

この大会は正午12時がスタートで夕方いっぱいまで。この日は食い渋りがきつく、 目いっぱいがんばって12匹。ちょうど真ん中ぐらいでした。優勝はなんとベテラン勢をおさえて25匹を釣り上げたNHCメンバーの前山仁孝 (兄)さんでした。底釣りはホント強いですよね。

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▲優勝の前山アニキ。底釣り強し!

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▲事務所ヨコのスペシャルシート。屋根あり、扇風機あり、ハスの花もいい雰囲気。奥はこの日、 大会の打ち合わせにご一緒いただいた後藤田義臣さん。手前が扇風機を独り占め(?)にする前山智孝さん。

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▲きれいな女性が参加していました。「写真撮らせてもらっていいですか?」と声をかけると阪口なつさんでした。この日は12匹で、 事務局Kと同点でした。


■うどんのヘラブナ釣りは関西の文化

 

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関西以外の釣り人には、両うどんは特殊な釣りというイメージがあるかもしれません。でも、 関西の管理釣り場では両うどんの底釣りが長年の間、スタンダードなスタイルとして根付いてきました。 「箱池」と呼ばれる小型の管理釣り場は両うどんの底釣りが基本ルールといえるでしょう。

現在は残念ながら楽しめる場所が少なくなったけれど、深いんですよね、うどんの底釣り。下野正希さんがうどん大好きなのは有名で、 この釣りのスペシャリスト・ 後藤田義臣さんにはNHCへらぶなトーナメントでもそのパフォーマンスを幾度となく披露していただき、あのジャパンカップまでも制しました。この釣りはハマったときの爆発力は強烈です。

関西にはうどん釣りを専門にしている釣りクラブや大会もあるし、 各箱池には必ず常連のうどん釣りファンがいます。でも、そのファンは高齢化で減少傾向にあることは否めません。

NHCでうどん釣り限定のトーナメントを企画したのは、この釣りのファンであるNHCメンバー・白木さんからご提案いただいたからです。 「関西のうどん釣り文化を守る」ということもその趣旨に含まれ、「やりたい」「面白そう」 という声が多かったので今年の11月に開催することになりました。

この日、王仁新池釣りセンターのオーナー、村岡治夫さんにお会いして開催趣旨を説明すると、 うどんの底釣り大会ということでとても歓迎されました。実は村岡さんご自身もうどんの底釣りが好きで、 「関西では環境がいいうどん池が少なくなって、うちももう一度うどんに力を入れたいと考えているんです」と聞いてびっくり。 来年1月16日~2月3日まで水を抜き、ブルを入れて底をならすそうです。そして、池の奥をネットで区切り、 うどん釣りコーナーを新設してリニューアルするそうです。うどん釣りファンはワクワク、ドキドキじゃないですか?

1魚種をいろんな釣り方で楽しめるヘラブナ釣りはやっぱりA級のゲームフィッシングです。 どちらかというと玄人好みのうどんの底釣りですが、NHCではうどん釣りが苦手な方、 やったことがない方にもチャレンジしてほしいと考えています。あなたもディープな世界にどっぷり浸かってみませんか?(※この釣りに溺れてもNHCは責任を負いかねます)

※大会開催日は11月12日(土)、場所は王仁新池釣りセンターです。 開催要項がまとまり次第、ホームページにて案内します。

23:46

2011年9月11日

水辺には楽しさがいっぱい

好きになってほしいな、水辺の生きもの。

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う~ん、またまた夏がやってきました。でも、このイベントは暑くてサイコーでした。

9月10日(土)、水生生物センター(大阪府寝屋川市)で『水辺の生きもの教室』が開催されました。 同施設のサポートスタッフ(ボランティア)に登録し、今回が初仕事です。

参加したのは大阪市立「生き生き地球館」の「こどもエコクラブ」の児童25名です。 天然記念物のイタセンパラを通じて河川の環境を室内で勉強し、ビオトープ池で仕掛けておいたモンドリを引き上げたり、 タモ網での"ガサ入れ" でいろんな生物を自分たちの手で採取する学習イベントです。

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▲まずは研修室で「水辺の生きもの教室」

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▲みんなで採取した生きものを観察。

サポートスタッフは1人で子ども2~3人を担当し、モンドリを引き上げたり、 魚の取り方を指導をしたり。その他、道具の準備や後片付けです。まぁ、監視員を兼ねたサポート隊といったところですが、 自分自身知らないこともたくさんあるので子どもたちと一緒になって先生の話を聞いていました。メダカやクチボソ、ドジョウ、ザリガニ、ヤゴなどたくさんの生きものを採取でき、子どもたちも楽しんでいました。 同じ水遊びをするなら、プールよりもビオトープ池の方が楽しいんじゃないの?と思います。

「オタマ、キモイ~」といってなかなか生きものに触れなかった女の子も、 10分もすればムニュッとオタマジャクシをつかんでいました。今回は小学生ばかりでしたが、女の子の方が多かったのには驚きです。やはり 「草食男子・肉食女子」は進んでいるのでしょうか。

うまく説明できないけれど、生きものと遊ぶのは自分自身とても楽しいし、 子どもたちには水辺の生きものを好きになってほしいなと思います。(事務局K)


■こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」

10月1日に、こども体験教室「イタセンパラとふれあおう」 というイベントが水生生物センターで行われています。とても人気が高く、抽選になるようですが、只今参加者募集中です。 興味がある方は応募してみては?

<<<水生生物センター>>>

11:28

2011年9月10日

事務局に第3の新人!

新しい命が続々誕生。

働き者のミナミヌマエビくん増殖中!

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この夏、NHC事務局に入った第3の新人は、掃除が大好きなミナミヌマエビです。 メダカを飼っているスイレン鉢に藻がすぐに繁茂するので、友人が「掃除係」として10匹ほど持ってきてくれました。

以前にヤマトヌマエビを何度か購入しましたが、「元気に暮らしているな~」と思っていたら、 気を抜くとすぐにポックリいってしまいます。でも、淡水で一生を過ごすミナミエビはとても丈夫で、小さな水槽でもどんどん繁殖します。 寿命は約1年、水槽でも2年ぐらいだそうですが、 水温が合えば春以外でも卵を産みます。

事務局のスイレン鉢に放たれたエビも半月ほどでメスが抱卵して、「そろそろかな」 と注意深く観察していたら2~3日前にノミのような小さいエビが這いずり回っているのを見つけました。 ヤマトヌマエビのようにゾエアで生まれるのではなく、ミナミヌマエビは幼生期を卵の中で過ごし、チビ・ エビとして生まれてくるので簡単に繁殖するようです。

捕まえるのは難しいかなと思いましたが、うまくネットに入ったので「ふぉっとっと」に移し、 親子身体測定をしてみました。初めて見つけたときよりも既に成長していて、只今全長3mmほどです。あ~、オレも暇人やなと思いつつ、 写真撮影もしました。ピントが甘いですが、チビエビを探してみてください。 (事務局K)

見えますか?

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↑釣りエサでシナヌマエビというのが繁殖していて、ヌマエビの仲間も外来種が増えてきているそうです。 見分け方を聞きましたが、素人には判定できません。

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↑ピンボケですが、小さくてもミソがあるのが分かります。

<P・S>

ミナミヌマエビは「タンクメイト」として掃除係や、エサとして飼う方も多いようですが、 NHC事務局では新人として迎え入れました。すぐに100匹くらいになるそうで、給料が払えるかどうか心配です。国会では震災復興のために 「増税」が話し合われていますが、NHCも増え続けるエビ・ミミズ・メダカと高齢の金魚のために来年度は年会費の値上げを検討しています (笑)。

18:33

2011年9月 7日

またも自然が牙を剥いた

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▲ゴーヤの花を睡蓮鉢に浮かべてみました。

先週末は台風が居座り、紀伊半島を中心にまたも大きな災害に襲われました。 十津川や北山川水系の渓流やダムへはよく釣りに出かけ、熊野古道も歩いたことがあるので、 ニュースを見ては落ち込んでいます。

南西諸島付近で台風が停滞することは珍しくないのですが、 上陸してからこんなにノロノロした大型台風はこれまで覚えはありません。雨雲レーダーをいつ見ても紀伊半島は真っ赤でしたから、 日本有数の豪雨地帯も耐えきれなかったのでしょう。

P9030082 ←大川も溢れそうでした。

紀伊半島には大きなダムが幾つも造られていますが、 限界を超えるとダムは何の役もしないような気がします。ダムがなければもっと酷いことになっていたのか、植林していなければもう少し崖崩れを防げたのか、 といったこともしっかりと検証してほしいものです。

人間は自然の中で生かされているので、自然を100%コントロールするなんて所詮無理なこと。 人間の力を過信せずに自然とうまくつきあっていくべきなんでしょうね。

■アレで、夏バテ知らず

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写真の黄色い花はゴーヤの花です。グリーンカーテンを作ろうと始めたゴーヤ栽培でしたが、 9月を迎えてバルコニーは恐ろしいことにジャングル化してきました。

実がなるペースは少し落ちましたが、ゴーヤチャンプルばかり食べてられないので、 朝にゴーヤジュースを飲んでいます。夏バテ知らずなのはそのせいかもしれません。

ゴーヤジュースって聞くだけで青汁を連想してしまいますが、 バナナもリンゴもハチミツも入っているので鼻をつまんで飲むほどではありません。10歳ぐらい若返るんだったら、100% ゴーヤジュースにチャレンジしますけどね。(事務局K)

 

17:24

2011年9月 3日

気になる魚

布目・上津・白川・室生。奈良4湖の

ワカサギ、元気に育っているかな・・・。

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▲昨年の12月に釣った上津ダムのワカサギ。

9月に入りました。順調に育っていたら、そろそろヘラ師の邪魔をするぐらいになっていると思います。 まだメダカぐらいですが、トラウトやキュウリウオの仲間にしかないアブラビレがこの小魚にはあります。場所は背中の後ろの方です。

気になる魚、それは奈良県北部のダムに放流されたワカサギです。 メインに放流されているのは西網走から取り寄せた発がん卵で、大きくなりやすい特徴があります。

今年、奈良県で釣り対象魚としてワカサギが放流されたのは布目・上津・白川・室生の4つのダムです。 そう、どこもヘラブナ釣りの人気釣り場です。ワカサギが爆釣するとヘラ師とのトラブルが懸念されますが、 内水面遊漁の活性化を広い視野で見るとワカサギはとても重要な魚だと考えています。

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▲ワカサギ釣りは楽しいよ~(上津ダム)。

ワカサギ釣りは冬の閑散期がベストシーズンで、初心者にも楽しめるということ。また、 卵の放流なのでヘラブナの放流よりも費用がかからず、うまく育てば遊漁料収入が期待できるからです。

ヘラ師には気が短い方がたくさんいます。それは、 この釣りを真剣に楽しんでいることに他ならないのですが、内水面遊漁全体の活性化のためにも、ワカサギ釣りにご理解いただければ幸いです。 うまく釣る場所さえシェアできれば大きな問題は起こらないので、釣り人のモラルにも期待したいところです。

こんなことを考えています。

◎ワカサギが豊漁なら漁協の収入が増える。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎放流予算が増え、ヘラブナの放流量も増加。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎ワカサギ釣りもヘラブナ釣りもたくさん釣れるようになる。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎釣り人がいっぱい訪れるようになる。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎漁協も、釣り人も、地元もウハウハ。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎うまくいけば、レンタルボートや足場のいい釣り座などの釣り場の整備が進む。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

◎奈良北部がいつしか釣りのメッカに!

なんて調子のいいシナリオなんでしょうか。 ポジティブシンキングすぎて自分がいやになることもありますが、とても楽しみながら取り組んでいるので実現しなくてもそれはそれでよし。 関ヶ原の合戦に挑む石田三成の「大いなる企て」じゃないけれど、事務局Kの「ちっぽけな企て」 です。

なぜ、奈良県北部なのかは、自分の家から近いことが大前提ですが、奈良市街地はもちろんのこと、大阪、 京都、名張などから1時間圏内であること。地図で見ると近畿のヘソにあたるように思えたからです。しかも、 このエリアには釣り人に湖面を開放している小規模のダムがいくつもあります。 内水面遊漁の止水釣り場のモデルエリアとしてはかなりの条件を満たしているといえるでしょう。

昨晩、 サッカーワールドカップ予選の第1戦に勝利した日本を率いるザッケローニ監督は試合後のインタビューで「一滴一滴が海になる」 というイタリアの格言を紹介していましたが、小さなダムが幾つも集まれば大きな釣り場になりそうな気がします。

その釣り王国に生まれ変わるためのKEYを握るのがワカサギだと(勝手に)思っているので、 その成長具合が気になるのです。

8月上旬に布目川漁協理事の松田さんにお会いしたとき、 今年は解禁前にボートを出して試し釣りをしましょうと提案しました。昨年の布目ダムはまったくワカサギが育たず、とても残念な結果になりましたからね。漁協にはボートや魚探がないので、 バス釣りの仲間と一緒にボートからの調査に全面協力することにしました。

8月下旬に白川ダムを管理する『白川溜池土地改良区連合』の事務所を訪ねたときは、 白川ダムから水を送っている溜池でワカサギが確認されたと聞きました。 ダムに浸けた卵も水カビにやられることなく消えていたのでうまく孵化したもようです。

あと2ヶ月足らずで解禁を迎えるワカサギ釣り。ヘラ釣りをしていてハリに掛かったり、 成長したワカサギを見かけた方はぜひNHC事務局へご一報を! よろしくお願いしま~す。


■ミジンコはまるで恐竜だ!

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先日、琵琶湖博物館へ行ったとき、プランクトンの展示コーナーを長時間見学しました。

それは生まれたばかりのワカサギの仔魚は、 1週間ほどの間にワムシを1つ食べられるかどうかでその生存率が大きくかわるという話を聞いたからです。 少し成長すればいろんな動物性プランクトンやミジンコ、アカムシなどを食べることができますが、 仔魚のときはワムシぐらいしか口に入るエサがないということなんでしょうね。

ワムシといっても何千種類もいてるそうで、 琵琶湖にいるワムシの展示パネルを食い入るように見ていると、博物館のきれいなお姉さんから声をかけられ、 「朝に博物館の前で採ってきた水をぜひ見てください。今日はいろんなプランクトンを見られますよ」と顕微鏡のあるところに案内されました。

顕微鏡を覗くと「ギョ・・・ギョ、ギョッ」とサカナクンのように驚いてしまいました。 ミジンコはまるで恐竜で、そこに広がるのは弱肉強食の世界。いろんな プランクトンが元気よく泳ぎ回っていました。

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写真撮れないかな、と接眼レンズのところにデジカメを載せてみました。なんとか小さな恐竜を撮ることに成功しました。

かなり面白いですよ、ミジンコの世界! 超極小のルアーがあったら釣りをしたいぐらいです。 無限にいるプランクトン釣りは将来流行るんでしょうか。

琵琶湖の漁獲量ですが、第1位がアユ、第2位がワカサギです。平成21年の漁獲量はアユが554トン、 ワカサギが299トンで、この2魚種で半分以上を占めています。第3位のエビは87トンで、 有名なセタシジミやホンモロコ、ニゴロブナ、ビワマスなどはさらに少なくなっています。

琵琶湖のワカサギは外来魚なので「におのうみ」ではほとんど食の文化はありません。  ワムシがいっぱいいることがワカサギ繁殖に関係しているのかな。 今では琵琶湖の漁業になくてはならない魚となったワカサギ、同じ外来魚でもバスやギルとどこが違うんでしょうかね。国籍かな? 漁獲高かな?

カワウを見る目もそうだけど、やっぱり人間は自己チューのような気がします。(事務局K)

16:40

2011年9月 2日

気になるダム

安威川ダムは釣りができるのだろうか・・・

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今、気になって仕方がない場所が安威川(あいがわ)ダムです。「それ、どこやねん」「ヘラいてるの?」 という方も多いでしょう。

場所は大阪府茨木市。ヘラブナはいてません。2013年が竣工なので、まだ工事中です。

気になって仕方がないのは、その位置です。茨木市の中心部から車で15分ほどの距離で、名神 『茨木I.C』からはさらに近いのです。京阪神にお住まいの方は、 近場のダムといえば東条湖や白川ダム、布目ダム、日吉ダムなどですが、 京都の南部や大阪の北部に住んでいる方には最短距離のダムといえるでしょう。

問題は・・・、釣りができるかどうかですが、もしヘラブナやワカサギ釣りが楽しめたなら、 もう最高ですよね。だから再来年の竣工を待たずして自分の中でボルテージが上昇しています。

■安威川はとてもきれいな清流でした。

先週末、水生生物センターの講習会で芥川へ行きました。 その前に時間があったので、そのすぐ西側を流れる安威川上流部をドライブしました。 芥川は高槻市、安威川は茨木市をともに北から南に向けて流れています。 ちなみに芥川は淀川の支流で、安威川は神崎川の上流になります。

「もうそろそろダムサイトかな」というところで進入禁止のタテ看板がありました。 すぐ横を安威川が流れていて、水遊びをする子どもたちの声が聞こえてきました。数組がバーベーキューをしていて楽しそうでしたよ。

大阪ではトップクラスの美しい清流なので、1dayキャンプの穴場かもしれませんね。

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▲進入禁止の看板付近。

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▲ダム下流部。水はきれいで、魚がたくさん泳いでました。

■治水のみの利用となった安威川ダム

2009年8月、大阪府の橋下 徹知事は安威川ダムの利水事業から撤退することを表明しました。 ダムを計画した当初よりも水の需要が低くなり、淀川水系の水源で十分に賄えると判断したからです。 洪水対策などの治水目的で建設されるようになり、ダム自体の規模は縮小になりました。その背景には財政難ということがあるんでしょうね。

大阪府のホームページに3D動画で安威川ダムを紹介していました。

 

<<大阪府ホームページ 安威川ダム鳥瞰(ちょうかん)>>

<<<Wikipedia 安威川ダム>>>

どんな湖が誕生するか今からワクワクしています。もちろんNHCは本気で動きますよ、 パラダイスを夢見て。(事務局K)

01:13

2011年9月 1日

気になる野鳥

『生きもの との つきあい方』考。

カワウを見に琵琶湖博物館へ。

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8月31日(水)、今日で夏休みが終わり・・・ということではないけれど、 琵琶湖方面の得意先回りのついでに『琵琶湖博物館』へ行ってきました。 固有種が多い琵琶湖水系の魚が多数展示され、工夫を凝らした水槽が多く、 淡水魚オタクにはたまらない水族館です。

でも、今回見たかったのはカワウです。 こまった! カワウ 生きものとのつきあい方 』 という企画展示(7月16日~11月23日)に誘われました。

カワウは釣り人や釣り業界関係者、漁業従事者からすれば顔も見たくないほどの害鳥ですが、この鳥はただ本能のままに大好きな魚を食べているだけで何も悪いことはしていません。 人間が川や湖を自分のものだと思い込んでいるから被害者意識が芽生えてくるのでしょうね。

しか~し、一生懸命に育てた魚や、 苦労して放流した魚をバクバク食べられたら頭にカチンとくるのは当然です。何か上手に付き合える方法ってないのでしょうか。

NHC事務局にも何度かヘラブナの養殖業者から駆除の依頼がありました。

養殖業者:「カワウが増えたら、ワシら飯食っていけませんわ。なんとかならんのですか」

NHC:「私たちは釣りを楽しむための団体なので・・・」

養殖業者:「いや~、どこに電話していいのか分からんからアンタのところに電話したんやけどな」

NHC:「各地の漁連でもいろいろ対策を練っているみたいで、 害鳥指定されてからは少し数が減ってきたみたいですよ」

養殖業者:「それやったら、エエんやけど」

てな、具合の内容です。

「駆除ではなく、何かうまく追い払う方法はないのかな・・・」 というのが私個人の希望なのですが、 生活がかかっている方はそんなノンキに構えてはいられない現実があります。爆発的に増える前に人間が調整してあげた方がいいのでしょうか。 そのあたりが自分でもよく分かりません。

先週、野鳥を研究している方からいろいろ面白い話を聞かせていただき、その中で 「カワウが可哀そうです」という、くだりがありました。1960~1970年ごろに急速に生息数を減らし、 一時は絶滅が心配されるほどだったカワウが1990年ごろから今度は急速に増えました。各地で漁業被害が拡大し、 少し前に害鳥指定されてから駆除活動が本格的に始まりました。1日に500gの魚を食べるのだから、 大きな群ならそうとうな量になりますからね。

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▲じっくり見ると、なかなか“男前”な顔をしています。

でも、人間の手による開発や汚染でその数を減らし、環境に馴染んで増えだしたら駆除・・・。 鳥を愛している方からすれば、急激に増えたのではなく、もとに戻ったという見方もできるのです。今は化学肥料が安く売られていますが、 その昔はカワウの糞は素晴らしい肥料だと重宝され、愛知県には「カワウがたくさんいる山を持っていたら金持ちになれる」 なんて言われる地域があるそうです。

生態系のバランスは本当に難しい。でも、少しの気候変化や火山噴火、 隕石などでも生態系は崩れてしまい、放っておけばまた新しいバランスが生まれてくる。いや、なるようにしかならないので、 バランスなんてないのかもしれません。

今回の展示や資料でカワウについて少し詳しくなりましたが、「生きものとの付き合い方」は難しいですね。漠然としていますが、たくさんの生き物がいる環境がいいなと思っています。 (事務局K)

<琵琶湖博物館・Photoギャラリー>

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▲桟橋の下です。釣りをしているところを見たいですね。

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▲ギギが絶滅危惧種? 天神池にいっぱいいるけどな・・・。

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▲化石も多数展示されていました。これはシジミの化石。その大きさに驚きです。淀川産よりはるかにデカイ。「負けた・ ・・」と思いました。

<<<滋賀県立琵琶湖博物館>>>

 

12:36