2010年4月 8日
がんばれ“バエン”!
『フィッシングエリア吉羽園』存続に向けて。
=署名ご協力のお願い=
関東の人気管理釣り場『フィッシングエリア吉羽園』が埼玉県から撤去・移転を求められています。 オープンは1964年だから今年で46年目。ヘラブナ釣りだけでなく、 ブラックバスやトラウトのルアーフィッシングが手軽に楽しめるレジャー施設として、たくさんの釣り人に親しまれています。 魚の管理や釣り場の施設はもちろんトップクラスですが、釣りの楽しみ方を広げる「企画イベント」 では全国一といえるでしょう。
「大きな魚がたくさん釣れればいい」 という考えで魚に投資するのはもう限界にきているという話を昨年の初夏のころにギョーカイの方からお聞きしました。 高水温期に日照不足が続くと放流量の多い釣り場では酸欠になり、魚の濃さが逆に食い渋りの原因になるとのことでした。 水質が悪くなれば病気にかかりやすくなり、薬代がかさむ・・・という悪循環に陥ります。
話は少し反れましたが、「企画イベント」で釣りの楽しみに付加価値を付けることは、 これからの時代にはとても大切なことと思います。特に吉羽園のように初心者や中級者でも楽しめるイベントをドシドシ開催したり、 バスやトラウトのように新しいジャンルの釣りに取り組む管理釣り場はとても貴重な存在です。魚はたくさん釣れるにこしたことはありませんが、 イベントでゲーム性を向上させるという点ではNHCの活動とも方向性がダブるといえるでしょう。
昨年の秋に開催した『NHCへらぶな釣りフェスタ』は、 吉羽園の初心者イベントを参考にさせていただきましたし、今年もNHC関東シリーズで会場をお借りすることになっています。 これからも新しいスタイルの管理釣り場としてこの世界をリードしてほしいものです。 今回の撤去・移転要求は河川の堤防・護岸工事のためという理由だそうですが、流域の安全も確保でき、 釣り場も存続できるというような案が見つかればいいんですけどね。(事務局K)
<<<署名のお願い>>> ←詳しくはこちら
※ 署名用紙は吉羽園のホームページからダウンロードできます。 NHCの関東メンバーで署名にご協力いただける方は、4月29日(祝) に開催されるNHC関東シリーズ第1戦のときに署名用紙をご持参いただきたく、よろしくお願い致します。
2010年4月 7日
お花見、楽しんでますか~?
大阪市内に親水公園が誕生!?
大川で泳げるようになるらしい。
▲桜ノ宮の貯木場跡です。あ~、桟橋を作ってほしいっす!
スミマセ~ン。ホームページの更新をしばらく休んでしまいました。何人かのメンバーから「最近、 ホームページどないなっとんねん」と連絡をいただきましたが、事務局Kはいたって元気です。年ごろなので春になると何かと忙しく、 ご心配おかけしました。 4月に入ってNHCへらぶなトーナメントのレギュラーシリーズ戦も開幕。NHC事務局の業務もボチボチがんばります。
さてさて、お詫びのしるしにきれいな桜の写真をいっぱいUPします。 場所は大阪市内にある花見のメッカ「桜ノ宮」です。4月6日の朝、通勤の途中に大川(旧淀川) 端の桜並木に見とれていたら、もうちょっと歩きたくなって桜ノ宮まで来てしまいました。
桜の名所なんて全国どこにでもあるのですが、JR環状線「桜ノ宮」駅のすぐ南側、 ちょうど帝国ホテルの対岸あたりに昔の貯木場跡が四角いプールとして残り、 この周辺はなかなかのオススメスポットです。自宅から徒歩で15分、NHCの事務所からだと10分ぐらいの距離ですかね。
この貯木場跡プールが親水公園に生まれ変わるというニュースがつい先日の新聞に掲載されていました (大阪ふれあいの水辺づくり事業)。そのまんまでも親水公園なのですが、人工砂浜ができて泳げる「リバープール」になるそうです。 浄化施設を作って大川の水を濾過して引き込むそうです。 大阪府の橋下知事も「僕も泳ぎます」と意欲満々だとか。
自宅や職場から自転車で数分のところに水泳場ができるとあって少しは楽しみなのですが、 「釣り場にしてほしかったな」というのがホンネです。最近は少なくなりましたが、 3~4年前までヘラブナ釣りを楽しんでいる方をチラホラ見かけました。竿はほとんど曲がっていなかったですけどね。
このプールで釣りをするには柵越しに竿を出さないといけないので、桟橋とまでは言わないけれど、 柵を取り払って魚を放流し、大阪版の「寄せ場」を作りたいな、なんて勝手な計画(妄想?)を立てていたので、 今回の整備には少し残念な思いもあります。
■実はスッポンの聖地!
この計画では水生生物を観察できる干潟も作られるそうですが、 実はこの場所にはたくさんのスッポンが棲息しています。4~5年前に 「このプールにどんな魚がいるんやろ?」ということで、自慢のタナゴ釣りタックルでランガンしたことがあります。 残念ながら自分自身はこれまで青タナゴ(ギルです・・・)しか釣っていないのですが、 釣りをしているときに投網を打っている兄ちゃんと仲よくなり、話を聞くとオイカワを獲ってスッポン釣りのエサにするとのことでした。このプールで年間ウン百匹も釣り上げた年もあったそうですが、 「さすがに釣り過ぎて数が激減しましたわ」と言っていました。
リバープールの完成予定は2011年の夏で、それほど遠い話ではありません。 まだ工事は始まってなかったですが、測量の方を見かけました。 スッポン釣りの兄ちゃんに迷惑をかけてはいけないとこれまでそのスッポンスポットは伏せていたのですが、 その場所は今回の計画によると埋め立てられる予定です。 どんな水辺ができるかは分からないけれど、一度潰した自然はなかなか元通りにするのはたいへんです。 大川組のスッポン一家のみなさん、無事に生き残れることを願っております。 (事務局K)
<P.S> 橋下知事が泳ぐなら、事務局Kも負けてはいられません。 あと1年と少しあるので、ダイエットしてレーザーレーサーでも買おうかな。でも、大川で泳いでやろうと考えているみなさん、 くれぐれも大事な場所をスッポンに噛まれないように、お気をつけあそばせ。