2009年10月29日
あれから1年半、若竹池は今・・・
公園の池はなんで釣り禁止なんだ?

最近、釣りの帰りの高速道路が苦痛です。 長距離をドライブして一律1,000円の割引はうれしいけれど、 割引の恩恵をあまり受けられない近距離でキツ~い渋滞にハマったときはもう最悪です。ヘラブナ釣りはこのケースが多いんですよね。
そして渋滞に巻き込まれたときにいつも思いだすのが昨年の3月に廃業になった「若竹池」のことです。 事務局Kの自宅から大阪府豊中市にあるこの池まで下道で約20分。まったく渋滞は気にならず、時間的にも、 経済的にもとてもありがたい釣り場でした。

先日、その若竹池がある服部緑地へ久々に出かけました。この池は公園の外れにあるので、 公園の中に入るのは小学生のころ以来、40年ぶりぐらいでしょうか。 とてもきれいに整備されていて、気持ちよく公園を一周しました(革グツだったのでクツズレしましたが・・・)。
今回、服部緑地(公園事務所)を訪ねたのは、この公園を管理する大阪府池田土木事務所と、 公園を運営する指定管理者、(財)大阪府公園協会のご担当にお会いするためでした。事務局Kは前々から 「大阪にある公園の池やプールはなんで釣り人に開放してもらえないんだろう」ということを疑問に思っていたので、 ストレートにいろんなことを質問させていただきました。
関東には公共の釣り場があちこちにあります。今年NHCが釣り教室を開催した神扇池(埼玉県幸手市) や、長熊釣堀センター(千葉県旭市)はともに市営の管理釣り場です。 そして埼玉県の4つの水上公園では水泳のオフシーズンにプールをトラウトの管理釣り場として利用しています。

府の担当者から埼玉県の釣り場運営の資料があれば見せて欲しいと言われていたので資料を作成し、いろいろと意見を交換しました。 今回はヘラブナ釣りよりもプールのニジマス釣り場についてが本題でしたが、ニオイや安全面、 プールの構造など解決しなければならない問題はいろいろありました。
特に指定管理者制度が導入されてからは、府が公園の事業計画をまとめ、 その内容をもとに公園の管理を希望する業者が入札して「指定管理者」が決定します。大阪府の場合はちょうどこれから入札が行われる時期で、 来年の4月から3年間の公園での事業計画は既に決まっているとのことでした。したがって、 もし府営プールを釣り場として利用できるようになったとしても、3年半後からということになります。現状ではかなり難しいと言わざるを得ないでしょう。
公園の池は「釣り禁止」ではなく「立入禁止」。

若竹池の現状についても少し話を伺いましたが、近隣の住民からの反対もあって「府として再開しないという結論を出しました」とのことでした。若竹池は大きな池なので、 住宅から離れた一画だけを区切って小規模の管理釣り場として再開できないものかと提案してみましたが、府の方針を変えるのは難しそうです。
以前に「大阪府の公園は動植物の採捕が禁止という規則がある」と聞いたことがあったのですが、 公園の池は基本的に「釣り禁止」じゃないそうです。ただし、すべて「立入禁止」ということなので、実際には同じことなのかもしれません。 ただ、釣り禁止だと絶対に釣りはできないけれど、「立入禁止」 だと安全面の問題をクリアできれば「釣りはOK?」というふうに受け取ることもできます(勝手な解釈ですが)。
結構長い時間、公園を管理する立場の方々と話し合える時間を持てて、 大阪府の考えていることも少し理解できました。自分の中ではまだまだ納得できないところもあり、 「大阪府と埼玉県の公園運営の考え方の違い」や「公共釣り堀のあり方」などについて、 これからも時間を作って調べてみたいと思っています。
この日は少し落胆した気持ちで、服部緑地の各池を回って帰路につきました。 若竹池の桟橋は解体されて一箇所にまとめられ、7~8人ぐらいが釣り台から竿を出していました。 他の池でも釣り人の姿を見かけ、 ちょっと複雑な気分でした。
う~ん、自分がリタイヤするころまでには、公園の池で堂々と釣りが楽しめるようにしたいな。 (事務局K)

▲服部緑地の乗馬クラブの盛況さには驚きました。 大阪のオバちゃんは元気があり余っています。公園の乗馬クラブやテニスコート、フットサルコート、 河川敷のゴルフ場や野球グランドはとてもたくさんあるので、釣り堀も作ってほしいな。せめて水辺を開放してもらいたいものです。 関西にも昔はあちこちに釣り堀がありましたからね。
2009年10月29日 23:39
